猫の日
2月22日は「猫の日」だった。

猫の日。
「2 2 2 が 2ゃん 2ゃん 2ゃん――と猫の鳴き声みたいだから」
……。
舐めとんのか。
じゃあ、1月11日は犬の日か!と検索した。
11月1日だった。
……。
1月11日のほうが競合少ないだろ!
参考:1月11日 今日は何の日~毎日が記念日~
11月1日 今日は何の日~毎日が記念日~
なんで混んでるほうに打って出るんだ。
まあいい。わたいはどちらかというと犬派なので、旅先で犬を見かけると見境なくシャッターを切るが、猫を見かけてもあまりシャッターを切らない。
というか、あんまり猫を見かけない。猫アンテナが立ってないのかもしれない。
珍しく見かけて撮ったのが冒頭のメキシコ(グアナファト)の猫。
そしてインド(コーチン)の猫。

わかりにくいが、左下にいる。
河に張り出して設置されている木組みの仕掛けが、チャイニーズフィッシングネットと呼ばれる、一種の罠。
漁業を営む人は数人がかりでこの大きな網を河に沈め、半日ほど待ってからまた数人がかりで引っぱり上げる。たまたまそこに来ていた魚が網に載せられたまま上がってくるのをおもむろにいただくという、気長で受け身型の漁法だ。
インドではこの地方独特の漁法と言われているそうだが、世界的に見るとここだけにしかないわけではなく、少なくともわたいはカンボジアのメコン川に設置されている同じ罠を見た。そっちのほうは網の上げ下げをウインチに任せていたので、より文明的で、ますます左うちわの楽チンな漁法に見えた。
そんなことより、ここに住む猫は、近くで漁業を営む人からのおこぼれを狙っている様子だった。
一般に魚好きというイメージが強い猫は、魚が潤沢にあると思われる漁師町に多く住み着くのだろうか。
さて、漁師町に住む猫が表紙になっている猫本が、先月末に発売された。

通称「猫バショ」。全然通ってないし……。
ご本人による宣伝が、書名でGoogleっても2ページめ後半にしか出てこないのはどういうことか。
ノンブルがないので何ページの掲載か書けないが、真ん中からちょっとうしろあたりの写真に添えられた、
上にもいるというのは犬と大きく違うところだ
というキャプションを読んで、ああ、なるほどと思った。
犬は2次元を生き、猫は3次元を生きる生命体なのだ。
ムタラ星雲で戦ったら、猫が勝つ。そういえばかの〈エンタープライズ〉の船長もジェームズ・トムキャット・カークと呼ばれる男だった(意味違うから)。
■猫のいる場所
黒澤めぐみ
1500円+税(税込1575円)
ISBN-13:978-4903870427
アーカイブズ出版
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