ワンダーフェスティバルの企業コーナーには、2010夏に続いて水曜どうでしょうフィギュアの見本展示ブースが設営されていた。

フィギュア「其の1」のときのような“小屋”ではなく、ただ壁1面だけを使い、小さなショーウィンドウに3月発売のフィギュア「其の2」の試作色塗り見本と、参考出品として未塗装フィギュア類が飾られていた。チラシ配布もなく張り付いているスタッフもおらず、やや規模縮小の印象は否めない。

それでもウィンドウの前には、ひと目見て写真に収めようというみなさんが鈴なり。

「なまはげの舞」。ちょっとイっちゃった視線もよく再現されている。

「荷台の姫だるま」。姫だるまをくくりつけているカブの荷台まで造り込んである。もっとも、かけてあるゴム網と荷台がなければただの姫だるまだ。

「ウイリー」。2枚目の画像でご確認いただけると思うが、ちゃんとうしろ向きで展示してある。馴染みのある大泉さんの背中から、ヘルメットの中の表情まで伝わってくるようだ。毘沙門天の旗は省略されている。

ショーウィンドウ左のほうには未塗装な参考出品の数々。

姫だるまと対になる、「荷台の高崎だるま」。こちらには毘沙門天の旗が立っている。ワンフェス2010夏に出品されていたときより完成度が高い。

手前はワンフェス2010夏にも出ていた「汚れ物は ねぇかぁ ためるなって 言ってんだろォ」。奥はフィギュア「其の2」のラインナップのひとつ「ブンブンブラウ」。

「シェフ大泉の夏野菜スペシャル」から、中の人のアピールが強烈な簡易型onちゃん風。安田さんの肉体美を堪能できる逸品に仕上がるのだろう。奥は、「お前のパイ生地菊練りしてやろうか」でお馴染みの半角斎先生による「藤村」と、く斎先生による「on」。実物を3Dスキャンして造ってみたとのこと。

シェフ大泉の名を天下に轟かせたのが、「北極圏突入 ~アラスカ半島620マイル~(北極圏突入 第3夜)」で食卓に供された「ドーム型パスタ」。あくまでも「えびとブロッコリーのスパゲッティー オーロラ風」であり決してパイ包み焼きではないこの料理こそオーロラ見物には欠かせない。

ショーウィンドウ右のほうに唐突に置かれていた1/6サイズ程度のリアルフィギュア。冒頭の「なまはげの舞」で出刃を握る大泉さんの姿が写実的に再現され、「原付東日本縦断ラリー」最終夜オープニングが瞼の裏に甦る(ここにきて目閉じるなよ)。

なまはげの面の下には大泉さんの表情も彫り込まれていそうな様子。
ひととおり眺めて撮影させてもらい、満足してブースを離れ立ち去ろうとしたそのとき、視界の端を白いものが横切った。

お遍路さん。……そこにいてもあんまり違和感ない。
さて、これら画像のうち着色済みフィギュアは、3月23日(水)に水曜どうでしょうフィギュア「其の2」(公式サイト)として発売される。画像の4点に「東北2泊3日生き地獄ツアー」の「ウシ」を含めた5点にシークレットを加えた全6点。税込630円。
フィギュア「其の1」は、たまたま滞在した淡路島という地の利と車で走り回ってくれた仲間たちに恵まれて、ローソン店頭で現物を手にすることができたが、都内に戻ってきたあと見かけることはついになかった。淡路で編み出した『ANCHORメソッド』(箱の中から小箱を振ったり触ったりせず瞬時にシークレットのみを抜き出す一子相伝の究極奥義)を店員相手に披露してその度肝を抜く機会のなかったのは残念至極。
店頭で買おうにも今回もまた商品が並んでさえいないんだろうなと諦め顔の貴兄は、取り寄せを試されてはいかがだろう。3月30日(水)からロッピーで予約受付が始まり、HTBオンラインショップでは通販で買えるようになる模様。箱売りのみ、8個入りで税込5040円。ロッピーの予約は4月12日(火)まで、引渡し予定日は4月20日(水)。HTBオンラインショップでは送料が別途かかる代わりに注文から1週間で届く予定。
いざ、ウイリー!(ダメだろそれ)
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