2002.03.13

週刊スター・ウォーズ ファクトファイル

理力とともにあらんことを(May the force be with you.)。

先月末にデアゴスティーニからスター・ウォーズのファクトファイルが全国発売された。仕事場の上司が買って見せてくれたので、そこに書いてあるURLにアクセスしてみたところ、妙に誤りだらけでフォースの不足を感じた。
例えば定期購読のページでは、「確実にお手元に!」という見出しで届けられるのが「週刊ビジュアル源氏物語」になっていた。既存ページを中途半端に流用して作成したらしい。
FAQには「別売りのバインダーは1組1280円です。12冊綴じることができます。また今なら(2002年3月末日まで)、創刊特別キャンペーンとして、通常価格1280円を、650円でお求めになれます」とあるが、本誌第1号の自社広告には「バインダーは1セット(2つ)580円/15冊綴じられる/2セット購入で送料サービス」とあり、どの項目も一致しない。ウェブが間違っているのだろうが、ひょっとしたらウェブを通して注文すると、少ない冊数しか綴じられないバインダーを高く買うことになるのかもしれない。
同じくFAQの質問「何号までつづくのですか?」への回答は「00号までを予定しておりますが、変更されることがございます」だ。創刊第1号が出た瞬間に予定の上方修正を余儀なくされたようだ。
誤字もたっぷりで、「各パーツ」が「格パーツ」になったり「ビークル」が乗り物のビークルと猟犬のビーグルを行ったり来たりする様子は微笑ましい。「武器&テクロノジー」の英文は「WECHNOLOGYEAPONS&T」。カット&ペーストに失敗したのだろう。誰だか知らないが、そんなに慌てるな、と。落ち着け、と。

て、本誌は順調に号を重ねている。昨日立ち読みしたところでは少なくとも源氏物語ではなかったので安心だ。ウェブサイトの記述も改められてきた。
ぜひ50万部完売していただき、後に控えるスタートレックのファクトファイル発刊にも、果敢に手を出していただきたい(利欲とともに、あ、あらぬことを……)。

2003年、ほんとうにスタートレックのファクトファイルが発刊された。しかもデアゴスティーニの定期刊行物のなかではトップクラスの購読数を誇っているという。恐るべし、スタートレック。恐るべし、STファン。

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2002.03.03

ネギ豚vs豚の角煮

ネギ豚ブームである。
しかし世の心無い人々は我がネギ豚を評して曰「なんや、豚の角煮やん」とのたもうていると言う。
違うっ!(ばんっ)
断じて違う!(ばんっばんっ)
豚の角煮とは根本的に異なるのである。作ったことがあればすぐわかる。
豚の角煮は、まず豚バラブロックを茹でる。臭み消しにネギとショウガを入れるが、そのネギは食材の地位を得ていない。
さんざん茹でたところで一旦湯から上げ、湯は捨てて鍋をきれいに洗う。湯は漉して戻してもよいが、いずれにせよ手間がかかるのである。
湯から上げた豚は食べやすい大きさに切る。よいか諸君、ここで肉を切り分けるのだ。思い出せ、ネギ豚は最初から切っていたことを。
切った肉を鍋に戻してようやくこの段階で調味料を投入。よいか諸君、思い出せ、ネギ豚は最初から入れていたことを。
醤油、日本酒、みりん、砂糖。ひたひたに水を加えてぐつぐつ煮込む。当然肉からは水が出ないので水分は外から補給する。よいか、諸君、ここまで言えばもうおわかりだろう。

豚の角煮とネギ豚との明かな違いは八つ。

 違いその壱: 角煮は茹でから煮込みへ、ネギ豚は煮込みっ放し
 違いその弐: 角煮のネギは臭み消しで途中退場、ネギ豚のネギは一方の主役であり終幕まで舞台に立ちっ放し
 違いその参: 角煮は途中で汁を入れ替え、ネギ豚は入れ替えない
 違いその四: 角煮は茹でてから肉を切り、ネギ豚ははじめから切る
 違いその五: 角煮は日本酒使用で和風、ネギ豚は紹興酒で中華風
 違いその六: 角煮に使うみりんと砂糖を、ネギ豚は使わない
 違いその七: 角煮は単なる水で煮、ネギ豚はネギから出る水で煮る
 違いその八: 角煮は手間と時間がかかり、ネギ豚は簡単快速

これだけの違いがあるネギ豚にもかかわらず、お裾分けしてやったわたいの同僚は行きつけの飲み屋に持ち込んでふるまった挙げ句、週明け早々から「角煮、好評だった」と小ふざけた台詞を吐き、一緒に行ったらしい他のセクションの課長から入った短いメールには「ひょんなことから角煮をいただきました」と理解の浅いコメントが綴られていた。まったく世論の支持を得られていないではないか。
お前ら、食っておいてなんだ、その体たらくはっ! 自分の食ったもんをよく見て発言しろっ! ネギと豚食ったろうっ、ネギと豚っ。ネギと豚食ってなぜ角煮だっ。ネギと豚だからネギ豚だっ、これでいいのだっ天才バカボンの主題歌が大きく鳴り響く中、緞帳がゆっくり下がり、幕)

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2002.02.05

ネギ豚

ネギ豚ブームである。
1月後半の2週間で3度作って他人にまでふるまった。
用意する材料はただふたつ、豚バラブロック700g~1000g、ネギ4~6本だけ。ネギは刻んでうどんに載せたりするおしとやかなネギではなく、買い物帰りの奥さんが籠からこれ見よがしにしゅーっと出している由緒正しい豪快なネギだ。
ネギは鍋の内径に合わせて切り、長さを調節しながら底に敷き詰める。
敷き詰めたネギが一重ではなく二重、三重になってもかまわないが、三重が桑名になったとしたらどこかで手順を間違えているので最初からやり直し。
豚バラは3cm厚くらいにざっくり切る。ケチって薄く切ってはいけない。豪快に切れば切るほど仕上がり時の幸せ度が上がるのだ。ただし物事には加減というものがあるので、16cm厚などに切っても食べにくいだけ。自分の口の口径と奥行き、および容量を鑑みて自己責任で切り分けてもらいたい。
肉はネギの上にぼてっ、ぼてっと適当に置く。重なっても気にしない。
紹興酒と醤油を各1/2カップ、水を1カップ、上から無造作にどぼどぼかけ、蓋をして強火で煮る。
沸騰したら中火に。
煮始めるとネギからやたらたくさんの水が出る。
蓋を取り、肉が飴色になるまで煮詰めて汁をからませたい。
わたいの愛用する圧力鍋は水気が飛びにくいので、煮詰める間に半熟ゆで卵を投入して煮卵を同時製作するがこれがまた泣かせる味だ。
できあがったら熱々のところをビールのつまみにかじるのもよし、白い飯の上にとろとろのネギとともにどーんと載せて、がーっとかきこむのもよし。至福である。ネギ豚を知らずに死ぬ人が、こうなると哀れだ。

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2000.09.05

おそれいります

おそれいります この座席は、よごれ のため使用できません
ひかり号の座席にそんなことを書かれた紙が置いてあったのを見たことはないだろうか。
わたいはある。今、まさに今それを見ているのだ。
3人がけのB席に置かれたその白い紙は、およそ15×8cmの縦長だ。1.5mm程度の黒い罫線に囲まれて、冒頭の文言が黒々とした太明朝に平体をかけて配置されている。
この席に座る権利を有する50代のサラリーマンと思しき男は動揺し、オレはどうしたらいいんだ、これはなんだ、ゲロか、誰かがオレの席にゲロを吐いたんだ、洗ったのか、どうなんだ、きれいじゃないか、湿ってるな、座れないのか、ここにオレは立ってるのか、おいキミどうなんだ、と目が泳いでいる。
その横でC席の指定券を持った部下らしき30代サラリーマンが、すみません、わたしの手配でそのようなババを掴ませまして、と謝りながらも、自分はちゃっかり席に収まって手にした缶ビールを今にも開けようかという風情だ。
出発間際、やおら登場した車掌が、あなたのために来たのです、さあ、14号車にどうぞ、お連れ様もどうぞ、ささ良い席が、と二人を連れて去って行った。
A席に座るわたいの隣はすっぽり空席になり、おそらくこの道中、誰も座りに来ることはないだろう。ゆっくりとできることこの上ない。
さて、荷物でも横に……置けないではないか。そもそも、わたいの席は「よごれのため使用でき」るのだろうか。そう思うとなんとなく辺りが酸っぱいような気がしてきた。この状況は得なのか、損なのか。おいキミどうなんだ

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2000.07.11

大雨と小料理屋の大将

不・不在通知 No.0132(2000.6.11)で不・不在通知の存在意義について御託を並べたところ、どうやら泣き言・繰り言の類に聞こえたらしく、各方面から励ましのお便りを頂戴した。励ましのお便りをくださった、あなたにあなた!(なんや各方面てふたりやん(笑)) どうもありがとう! これでこの先も、なんの疑問ももたずに不・不在通知を続けていけることだろう。
ところで世間では梅雨である。梅雨といえば雨。
雨といえば、7月4日に雷を伴って東京都内を襲った大雨で、仕事場のある赤坂では、会社の前の「山王下」交差点が完全に水没し、通行する車はヘッドライトまで水に埋まりながら走っていた。
交差点で立ち往生して動かなくなった車が数台。打ち棄てられた車も数台。弊社ビルの一階も、山王下に流れ込む水の勢いがみるみる増してきたため、もう少しで水に洗われてしまうところだったが、ぎりぎりで雨足がゆるくなって助かった次第だ。
たまたまその日はバイクで出勤していたため、弊社ビルの前の歩道に停めていた愛機RZRはエンジンの下側が激流で洗われて、すっかりきれいになった。上流から流れてきたゴミがたくさん引っかかっていたのはヤな感じだったとはいえ、交差点近くに停めていたバイクはことごとく流れに押し倒されて冠水し、電気系をショートさせたり給排気系に水が流れ込んだりで壊滅していたことを思えば、鳥にふんをひっかけられた程度の、被害とも呼べない被害で済んでよかった。
水の引いた深夜の交差点で、近所の小料理屋「鍛冶屋」の大将が、動かないスクーターのハンドルを握りながら遠い目をしていた。わたいには何もしてあげられることはなく、「また近々行きますわ」と役に立たない言葉を残して去るのが精一杯であった。しかしまだその店には飲みに行っていないのである。
すまん、大将! でもあなたの店、安くないからそうしょっちゅうは行けないのだ!(なんやそれ。追い討ちかい)

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2000.06.11

不・不在通知の転機

実際この5月23日から6月5日の間は不在だったが、不在のときこそ活躍すべきこのコーナーは、3月16日付の日誌のまま放置されていたのは誠に遺憾であった。
正直なところ、ここ半年ほどの間、目にみえてニフティのメールが減っている。ほとんどがインターネット経由のメールである。ニフティのID を持つ人ですらそうだ。それは無機質なアルファベットと数字の組み合わせではなく名前でメールアドレスを登録する人が増えたからだろう。こういった場合、この不・不在通知はなんの意味も持たなくなってしまう。もはや使命を終えたということだろうか。
かつてメールをくれるすべての人達に読むことを強制させ、抵抗は無意味であったはずの不・不在通知も、往時の輝きを失っている。
はあ、往時から輝いていなかった? そ、そうだったか?
と、ともかくなんとなくこの不在通知の価値が下がっているのは確かで、そのため更新も滞りがちになるのであった。
え? 単なる言い訳? そ、そうか? そうかなあ?

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2000.03.16

ダン・マディスン大統領、再び

合衆国のST公式ファンクラブ通販に、久しぶりの発注をかけた。これも円が強いところでそこそこ安定していてくれるおかげだ。ありがとう、円。
新規入会や会期更新手続きはのんびりしたOFCだが、相変わらず通販にはすばやく反応するようで、注文を入れてから10日も経たないうちに第一弾が届いた。
8アイテム注文して3アイテムしか在庫がないという事態には失望したが、まあよいとしよう。安く済んだからだ。
届いた3アイテムのなかにCCGのファースト・コンタクト強化版4つが入っていたのもよいとしよう。あからさまに売れ残っていることがわかってしまったとはいえ、バーゲン価格で入手できたからだ。
しかし、4種類ある箱のうち「できればガウロンの箱をより多く」とわざわざ注文書に書き添えたにもかかわらず、希望のガウロンは一つしか入っていなかった。だがそれもよいとしよう。入っていただけマシだからだ。
とはいえそれなら4種類あるEFCを素直に4種類入れて送ってくれればよいではないか。なぜだ。なぜ「トモロク」が2つなのだ。「トモロク」は、いらない。
まさか、「トモロク」と「ガウロン」を取り違えたなどということはあるまいな。
いや、まさかな。公式FCともあろうものがそんな失態を。有り得ないことだ。そうではないに決まっている。そうじゃないよな、ダン・マディスン大統領。そうじゃないと言ってくれ、ダン! 言え! なぜ黙っている。言わないか、ダン! そのにやにや笑いを今すぐやめろ、ダン! ダーーーーンッ!

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1999.12.31

アカデミー修了証、その後

某クロネコがその怪力を見せつけてくれた艦隊アカデミー修了証二つ折り事件に、データハウス ビーグルは既に対策を講じていた。
“こんなこともあろうかと”なんとアカデミー修了証をあらかじめ2通発行してもらっていたというのだ。
前回の事件を戦訓に、もはや運送業者そのものを信用しておらず、今回の再発行にあたっては、まず運送業者とは「もしも運送に関る問題が生じた場合は何度でも無償で送付すること」を条件に契約し、修了証の発行元には「万一の事故再発生に備え、いずれか1枚は必ず破棄する約束で同じものを2枚預かる」という手を打っていたのだという。
おそるべし、ビーグル。先の先まで読んだその危機管理体制には、他社ユーザ・サポートも見習う点が多々あろう。
わたいにとって3枚目の修了証を受け取ったのは25日の夕方だったが、それまでの一週間、毎日不在配達票が入っていたところから、今回ばかりは力自慢の手にも余る梱包状態と見受けられた。
それもそのはず、届いたそれは厚さ6cmのダンボール箱に納められていたのだ。箱を開けると衝撃緩衝材に包まれた白い塊が現われ、その中心には、ぶ厚いボール紙で挟まれた修了証が入っていた。修了証本体もビニール袋に入れてあるだけでなく、トレーシングペーパーまでかけてある念の入れようだ。
もちろん、このような梱包を全てに行うのは無理な話で、当初のビジネス書類便で安心して受け取れる社会になってもらいたいものだ。例えば日本の家屋に備え付ける郵便受けは、最低でもA4ノビサイズ、できればB4まで折らずに入る間口と奥行きを持ったものに付け替えるように法で定めるのはどうだろう。頼むぞ、ノック知事! あ、もういないのか。

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1999.12.15

宇宙艦隊アカデミー修了証

今日、データハウス ビーグルからST百科事典ソフトウェア「オムニペディア」の特典だった宇宙艦隊アカデミー修了証が届いた。
これは10月に発行されたものの、一歩前に踏み出した某クロネコが配達する際に折り曲げて郵便受けに入れていったため折り目が付いたことで、親切にも再発行してくれたものだ。ありがたい話である。
しかし。しかしだ。
今度も折れてるぞ(笑)。
今回の折れ曲がり具合に比べれば、前回のそれなんてちょっと反ってたか曲がってたくらいの可愛いものだぞ(笑)。
なぜわざわざ「折らないまげない」とはっきり書かれた黄色いシールの上で二つ折りにするかなあ。
しかも今回は前回の経験を活かして、厚紙2枚で証書を挟んで折り曲げにくくしてあるようなのに、これを力任せにばきーっと折ってある。ばきーっと (笑)。
そんなに自慢したいか、己の腕っぷしを(笑)。
どうなんだ、某クロネコ。ビーグルの誠意と努力を台無しにしているのがわからないのかなあ。わからないから折るんだろーなー。ばきーっと。
あまりの折れっぷりに、中身を開けて見るまでもないので、このまま送り返そっと……。一歩前に踏み出したんじゃなくて、踏み外してるんじゃないかなあ、某クロネコ。1900年最後のダメ業者ナンバー1、授与決定。

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1999.10.10

星艦謎航記

さて今回は、好評を博した(?)漢字表記シリーズのスタートレック編でお楽しみいただこう。

星艦謎航記 スタートレック
寇克 カーク
史波克 スポック
[來/夕]考伊医師 ドクター・マッコイ
史考提 スコッティ
蘇魯 スールー
烏芙拉 ウフーラ
契柯夫 チェコフ
可汗 カーン
皮[上ト] ピカード
莱[上ト] ライカー
多洛依 トロイ
拉佛吉 ラフォージ
柏格(または柏格人) ボーグ
 Q
西斯克 シスコ
奇拉・尼利斯 キラ・ネリス
珍威 ジェインウエイ
奇克第 チャコティ
Seven of Nine セヴン・オヴ・ナイン
外星人 エイリアン
克林貢 クリンゴン
安多里安・安巴斯塔
日本の漢字にはない文字は[]で括ってある。“/”は例えば「雨/ヨ」は「雪」となるように上下に組み合わせる文字を表わしている。

さあ、今すぐこれらを単語登録して、さらなる中国語文化圏気分を味わおう!

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1999.09.01

星際大戦

スター・ウォーズの新作。エピソード1をようやく観た。感想は割愛するとして、先日台湾で仕入れたスター・ウォーズ関連の漢字表記を記してお茶を濁すことにしたい。

星際大戦 スター・ウォーズ
首部曲 エピソード1
威脅潜伏 ザ・ファントム・メナス
達斯魔 ダース・モール
金魁剛 クワイ・ガン・ジン
歐比王 オビ・ワン
安那金天行者 アナキン・スカイウォーカー
艾米達拉皇后 アミダラ女王
恰恰冰克斯 ジャージャー・ビンクス
佩米 パドメ
瓦頭 ワット
皇家專用座艦 ロイヤル・スターシップ(ナブーの銀色の宇宙船)
戦闘機器人 バトル・ドロイド
那ト星 ナブー
貿易職邦 トレード・フェデレーション
光剣 ライト・セーバー

ちなみに旧3部作のキャラは……
莉亞公主 プリンセス・レイア
韓・索羅 ハン・ソロ
路克・天行者 ルーク・スカイウォーカー
邱巴[上/ト] チューバッカ
歐比王・肯諾比 オビ・ワン・ケノービ
尤達 ヨーダ
達斯・維徳 ダース・ベーダー
波巴・費特 ボバ・フェット
藍多・[上/ト]瑞辛 ランド・カルリシアン
爪哇人 ジャワ
塔斯根匪徒 タスケン・レーダー
伊沃克族 イウォーク
反重力機車 スピーダー・バイク
日本の漢字にはない文字は[ ]で括ってある。“/”は例えば「雨/田」は「雷」となるように上下に組み合わせる文字を表わしている。

さあ、今すぐこれらを単語登録して、中国語文化圏気分を味わおうう!

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1999.08.30

辰吉対ウィラポン

新大阪発最終の東京行きひかり号の指定席を押さえていた。
しかし辰吉が王者ウィラポンに挑むリターンマッチが始まり、予想を覆して健闘……というか打たれまくったにもかかわらず何故か倒れなかった辰吉が7Rまで持ちこたえたために駅へ向かうタイミングが数分遅れた。その数分の差を取り戻すことができず、結局3分の差でひかり号は新大阪駅を出てしまい、わたいはTKOを食らってしまった。
辰吉がもう1R早く倒れていれば、と思いつつも、のぞみ号の切符を買い、10分遅れでひかり号を追いかける。名古屋でひかりを抜き去り、東京着も当初の予定より10分早くなるはずであった。
ところが静岡を越えたところで不穏な車内放送が入る。本夕東京~品川間で降った1時間に110ミリを超える雷雨が、山手線と東海道新幹線を不通にしたというのだ。現在は運転を再開しているものの、線路上に新幹線が数多く溜まった状態で、1時間半の遅れが見込まれるらしい。
その後遅れは100分前後と訂正され、終電がなくなった客は18番ホームに用意した列車で仮眠せよと言う。いや18番ではなく19番だ、と忙しく訂正する様に、JRの混乱ぶりも伺えよう。最終的に40分遅れで東京駅着。地下鉄丸の内線もタッチの差で終電が出、とって返してなんとか山手線最終に乗ることができた。
もし予定通りのひかり号に乗っていれば、東京駅に着いたところで公共交通機関は終わっていただろう。結果オーライだ。いや辰吉のお陰とも言えよう。
ありがとう辰吉、さすがだぞ辰吉。

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1999.08.11

ふとんサービス

大阪ふとんサービスというサービスがある。
読んで字のごとく、大阪がふとんでサービスだ。大阪のふとんにサービスではない。
これは必要なときに1組からふとんを貸し出してくれる便利なサービスである。もっと早く知っていれば、これまで家族が来た際に畳部屋と布団を譲って板の間で寝、朝、腰の痛い思いをせずに済んだといえるだろう。
さて、縁があってこのサービスを利用することになり、8月10日に発注した。12日から15日の3泊で頼んだのだが、今日 11日の午前中にもう届いてしまった。話によれば、12日から16日までお盆休みなので配送も回収もできないため、早目に持ってきたということだ。もちろんお代はそのまま3泊分である。これはラッキーだ! ふとんはお盆に限るぞ!

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1999.06.15

深夜バスはやられる

「深夜バスはやられる」という風評が、北の大地から流れて来る。体力、精神力を大きく削がれるというのが大きな理由だ。実際にそうなのであろうか。やはりここは実地で体験してみなければならない。
そこで、去る4月とこの6月にドリーム神戸号を利用してみた。ドリーム神戸1号が下り、2号が上りだ。JRの2階建バスが、乗客数に応じて1~2台(両、と呼ばれている)で走っている。2Fは1席づつ独立の横3席、1Fは2席がつながっている横4席。2Fは景色がよいが、ずっとカーテンを閉めているし、開けても夜中の高速道路だから面白くはない。
また、この季節なぜか暖房がガンガン効いているので、汗だらだら、熱気がこもってダイエットにもいい。1Fは暖房の効きがそれほどよくないので痩身には不向きだが、快適に過ごせる。ただ席が狭いので、ふくよかな方が座ろうと試みると色々な意味でアウトだ。
全体を通してのおすすめは、独立していてなおかつ通路に出やすい2階の左窓側といえる。切符購入時に要求が通るなら、2FのA席を取るべし。1番Aが先頭で、足も伸ばし放題だ。追突時には真っ先に空中散歩も楽しめるぞ。
乗車してみて言えるのは、たかが8時間程度ではやられない、ということ。やられたい向きには、やはりキング・オブ・深夜バスへの乗車をすすめる。
それでも物足りない人は、アメリカオーストラリアに渡れば、よりどりみどりで嬉しい悲鳴をあげるだろう。

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1999.06.07

FSTREKの英断

ついに恐ろしいことが起こった。
来月いらっしゃるという恐怖の大王など霞んでしまうほど現実的な事態だ。
なんとTAS(The Animated Series まんが宇宙大作戦)会議室がNIFTY内FSTREKに設置されてしまったのだ。
誰がこのような事態を予測し得たであろうか。いや、冗談では言っていた。しかし今やことは冗談ではないのだ。
この局面を受けて、我が神山町が誇るS○NYのレーザーディスク・デッキがうなりを上げてTASの再生に取り掛かったことは言うまでもない。しかし、それを観たものは3日以内にお笑い芸人になると言われるTASの呪いは、ハードウェアにも降りかかったのである。
プレイボタン押下とともにうなりを上げたデッキは、そのままうなりを上げ続け、やがて画面に「STOP」の文字を浮かび上がらせて沈黙したのだ。
待て、〈ストップ〉とはなんだ。新手のジレンマか!? クリア条件はなんだ?
何度プレイを命じても決してその通りに実行しないデッキは、次のターンになってもまた〈ストップ〉した。壁系ジレンマか!? しっかりしてくれ、S○NY!
祈りも虚しく、TASに呪われたデッキはとうとうディスクを読み取ることを放棄してしまった。もはや一刻の猶予も許されない。TASの会議室はもう開いてしまっているのだ。
わたしは駆け足でビックカメラに向かい、散々展示品をいじり倒した後、実に少ない選択肢の中から一機種を選びだした。最新、最強のデッキである。この新型艦を最前線に投入し、TASに再度宣戦布告を行なうことで、TAS会議室の平和を取り戻さなければならない……。
今回の不・不在通知はいつもに増して意味不明だろう。だが、これでいいのだ(いいんですか、裁判長! 法律的には問題ありません)。

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1999.05.13

ポスト社員食堂

仕事場が移転したため、社食チーフのお勧め料理を食べられなくなって久しい。
社食との縁が切れたため、食券配布も打ち切られた。食券がどうなるのかについては移転前から様々な憶測が飛び交ったものだ。今度入ったビルはサンヨー食品のビルであるため、サッポロ一番が現物支給されるのではないかというまことしやかな噂。それならば私はカップスターではなく袋麺の塩ラーメンがいい、といった気の早い要望を述べる者もいた。
また、ビルの1階で営業しているアンナ・ミラーズなる店。江口寿史の漫画でしか知らなかったこの店を初めて見るわたしだが、この店が社食待遇となってここで通用する食券が発行されるという噂。
それだけなら喜ばしいが、元のビルの社食のおばちゃんが勤務することになるだろうという気の重い予測を述べる者もいた。
結局、食券に変わって新たに導入されたのは“ヴァウチャー・システム”。給与明細と共に配布されるチケットを、契約飲食店で額面なんぼの金券として使うシステムだ。提供する会社の名はバークレイ。神経質で気は弱いが有能なエンジニアのような印象を持つのは社内でもわたしだけのようだが、ともかく問題は社名ではなく、最も近くて便利なアンナ・ミラーズで通用しないという点だ。
今日もまた、ヴァウチャーが使える店を探してさまよう弊社社員の姿がビルの周囲に散見されるのである。

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1999.04.28

社員食堂のチーフ

社員食堂には料理の責任者がいる。「美味しんぼ」の東西新聞にでもいるのだから、弊社にもいるのだ。
彼は厨房のおばちゃんたちからチーフと呼ばれている。チーフの名にふさわしく、頑固一徹叩き上げの風貌を持つ人物だ。噂では、現職に就いて3年ほどという。どこからか赴任してきたそうだ。
どの艦から来たのか知らないが、勤務3年で職場をドミニオンに明け渡す最後のチーフになってしまったとは不憫だ。しかも再奪取して舞い戻る可能性は皆無なあたり、真実は甘っちょろいSFドラマよりも厳しく辛いことを思い出させてくれる。(この数ヵ月後、社屋ビル建て替えのため社員食堂も閉鎖された)
実際この社員食堂は厳しく辛い。
辛いのではない。辛いのだ。塩辛いのである。どれもこれもそうだ。
辛くてなんぼのカレーも辛さの質が違う。もちろんうどんの汁の味付けも、醤油というよりも塩である。
これは辛い。
ここの辛いは辛いと読まず辛いと読んで欲しい。
塩の過剰供給は現チーフの赴任から始まったと、辛さに顔を歪めながら先達が証言している。
もっと肉体労働しろというチーフからの御達しなのか。毎日机に向かってばかりいる仕事っぷりの連中に、おそらく1日働いても汗一滴たらすことのないであろう種類の業務形態の我々に、勤労の汗の尊さを教えようという親心なのか。実にありがたい。皆、感謝のあまり、ひーひー言いながら額に汗して定食を平らげるのだ。その汗はねっとりとして冷んやりとした爽やかさに欠ける汗であるが、汗は汗だ
もう一つたまにチーフが見せる気配りは、だ。特にあさりの水煮を使った深川風丼に注目したい。食感がざらざらしているのだ。がりがりしているとも言える。がつっ、と歯に当たることも珍しくない。
もうおわかりだろう。消化されにくい貝類、まして丼で供された小さなあさりは丸呑みしがち。少しでも胃の消化活動の助けになればと、敢えてチーフが秘密の隠し味を混入させてくれているのだ。我々はまた涙を流して感謝しながら、ニワトリに思いを馳せるのである。

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1999.04.23

社員食堂

仕事場に社員食堂がある。社員食堂とは福利厚生の一環として設けられた施設の一種で、給与明細と一緒に配布される食券で様々な定食類をいただくことができるありがたい場所だ。
利用できる食券にはランクが2段階あり、弊社社員がもらっているのは緑色のAランク券だ。近隣の契約企業の中には灰色のBランク券を持つ者がいる。どう違うかといえば、同じ定食でも値段が違うのである。食券を持たない一般市民でも利用は可能だが、さらに値段は100円増しだ。つまりA券の客が250円で食べられる定食をB券の客は350円一般客は450円支払って食べることになる。
では元々450円で売るようにできている定食だと考えるのが当然だが、わたしの見る限り450円では人々が納得しないだろうと思われる内容だ。実は250円で元を取れるように作ってあるのだろう。その代わりかどうか知らないが、ご飯はお替わり自由だ。
定食は3種類で、一つだけ100円高い特別な定食がある。グルメ志向の社員に向けたワンランク上の定食だ。ワンランク上には見えないが、見た目で判断してはいけない。だが、わたしは注文したことがないので、見た目で判断するしかないのだ。すまんA定食、見た目だけで言うが、あなたは貧相だ。
さて、これらはどのような基準で提供数が決められているのか謎である。というのも、13時近くに行くと売り切れていることがしばしばだからだ。
考えて見れば、売り切れるほど売れている、という事実に驚かされる。だって貧相なんだもん。

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1999.02.19

がんばれ、下請け

通信販売で本棚を買った。
引っ越ししてきた際の段ボール箱で凌いできたが、本だけはその収納効率と閲覧性の高さが比例する品物であり、これ以上部屋が散乱するのを食い止めるための救世主と判断したからだ。
早速カタログを取り寄せ、安くて使い勝手のよさそうなものを発注した。1月23日のことだ。約1週間後の日曜日の午後、金鉄物流(仮名)のおっちゃんが届けに来た品を受け取ってみると、角が大きくつぶれている。落としたのだろう。開梱してみると果たして側板と棚板各1枚の角が、修復できないほどに傷んでいる。道理で慌てて受け取りを握りしめて去って行ったと思った。
面倒だが交換依頼をカタログ会社に行うと、すぐにパーツの手配をして届けるという。てきぱきとしていい対応だ。
届ける日時は運送屋から連絡があるので、相談してくれとのことだ。そのまま一週間音沙汰なし
2月5日の金曜日、午後から帰省したわたしが7日の日曜深夜に帰宅したところ、ポストに不在配達票が。5日の午後2時20分に来たらしい。
電話してから来るんじゃなかったのか? しかも荷物は「山本/川辺様方(仮名)に預けました」とある。誰なんだ!?
翌朝近所を捜索したところ1件隣りのお宅であった。丸々週末の間、こんなでかいものが玄関を塞いでいたのである。大変申し訳ないことだ。金鉄物流(仮名)の所業には充分気を付けねばなるまい。
さて、届いた荷物の角がつぶれていないことを確認して、2月11日にいざ組み立てんと梱包を解いた。
各パーツを組む順番に広げ、ネジの類を分類して組み始める。するとどうだ、届いたばかりの側板に、あるべきネジ穴がないではないか。パーツが違う。“似て非なる物”だ……。
ぐったりしつつカタログ会社に電話。「ただいまお繋ぎできません。」休日は電話応対も休みなのだ。
電話できたのは2月13日。
そして17日、午前0時過ぎに帰宅するとポストに不在配達票。また連絡なしで来て荷物を預けて帰ったと……。学習しないのか近鉄物流(実名)。
広げたままのパーツにうっすら積もるほこりも悲しい今日この頃だが、今度のパーツは合っているらしいのが唯一の救いである。

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1998.08.27

いつもながらのMini

右ウインカー灯りっ放し、アクセルべた踏みのまま戻らず、ラジエター水の気化によるオーバーヒート、床下浸水、漏電……・
思えばこの十年、いろいろなことがあったが、今回はクラッチである。
ミニのクラッチは油圧式で、踏力が密封されたクラッチオイルを介してクラッチ板を繋いだり離したりする仕組みだ。このクラッチオイルは密封という言葉の通り密封されているのが建前で、油圧ブレーキのそれのように決して減らないのが約束事である。
それが減った。なくなった。じゃじゃ漏れに漏れたのである。
その結果言うまでもなくクラッチが切れなくなる。切れなくなるとエンジンをかけてもスタートが切れない。
この手のトラブルはオーナーがなんとかできる範囲を超えたものなので、早速JAFのお世話になるも、クラッチオイルを補充してもらうに留まった。少なくともリザーブ側のパーツがイカれているらしい。交換しなければすぐ再発する。
そこで急遽ショップへ持って行くことにしたが、わたしが買ったキングスロードは非常に遠方で、それでも一番近かった支店は先日奈良に移転して一番遠くなってしまった。タウンページを頼りに近場を探すも、ミニの修理は扱ってないと言う。
結局東灘区の有名店セブンスターへ持ち込んだ。
そこへ行く十数kmの間にも、みるみるクラッチの反発力が弱まってギアの入りが悪くなっていく。極力ギアチェンジをしない、まして半クラッチは使わないよう心がけて運転し、目的地へ辿り着いたのは幸いだ。
それにしても予定外の出費だ。参考:最も軽微な場合1万5千円、全取っ換えで5万円。これを他山の石にして、皆も気を付けよう。

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1998.07.24

再び安かろう、悪かろう

結局7月10日には現れなかったばかりか連絡も寄越さなかった引っ越しのサ力イ(仮名)。
夕方に神戸支社に確認の電話をしたところ

「こちらからは荷物は出ています」
とのことだ。もちろん、そうだろう。
どうやら埼玉の大宮支社に流れているらしいわたしの荷物を追って電話してみると
「神戸の方ですか? でしたら神戸にお電話を」
などととぼけた反応が返ってきた。
誰にでもわかるように事情を説明すると3分ほど保留の後に担当ドライバーらしき人物が電話口に出た。
「今お荷物はここに。で、急がれます?」
……急がねば死ぬ! という程ではもちろんないが、大変不便であることは否めない。
「では調整します」ということで一端電話は切れ、1時間後に「明日の午後一で行きます」と連絡があった。
翌11日、午後一という名の2時半頃にやって来た引っ越しのサカイは作業人員わずか一名。ゴン中山に顔も声も似ている彼は、一人で3件の引っ越し荷物配送を一日でこなす予定らしい。
見かねて手伝おうとすると、「仕事ですから」と言いつつ次々と運び始めた。なかなかプロである。一通り荷物を運び入れたゴンは、神戸支社と違ってちゃんと書類を携えていた。チェックのサインをして、単車をちょっと離れた指定場所へ置きに行こうと走り出したところ、フロント周りから異音がする。見るとダンパーオイルがシールを破って漏れていた。これは残念ながらクレーム対象であろう。早速営業所へ電話をすると
「それは通常少しづつ漏れているものですよね」
ときた。いや、漏れてはいけないものなのだ。
この件は大宮支社に手紙を送ったが、黙殺された。結局自分で修理したのだった。
引っ越しのサ力イでは、一度利用した客が再び利用するときには10%割引を適用すると言っていた。
ということは、当然わたいのデータも残してあるはずだ。でも、もう利用することはないだろう、一生。

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1998.07.07

安かろう、悪かろう

引っ越しのサ力イはお得やさかい、というキャッチフレーズに躍らされた格好で、サ力イ引っ越しセソター(仮名)に依頼した家移りであるが、直送便のお得とは思えない値段に怯んだわたしは、混載便での手配を頼んだのであった。
そのため約一週間前には荷物を預けなければならないという条件が提示され、必死の梱包作業に取り組んだ結果、7月5日の日曜日に発送することができた。
わざわざ見積もりに来て荷物の量をチェックするくらいだから、当日もその見積もりリストと照合しながら「この荷物は預かる」「これは契約外だからお断わり」などと厳しい査定があるものと危惧したわたしは完璧なまでの梱包を実現したのだが、予定時間を大幅に過ぎて現れたドライバーの手には何の書類も携えられていなかった
引越約款に基づいて荷物の積載前に払う代金と引き換えに発行されるはずの領収書すら「切らしてます」というのだ。仕方ないので事後に送ってもらうことにして荷物を預けたが、これまた一切がノーチェック。わたしが気まぐれで「この荷物も」と指差せば、なんでも持って行ってくれただろう。
契約書の控えくらい持って来い!
驚きはこれだけでは済まず、荷物を預け終えた後で「陸送を依頼してある単車はいつ引き取りにくるのか」と尋ねると、全く要領を得ない。どんな契約なのかも知らない様子なのだ。何度も会社と相談した挙げ句、一緒に積んで持って行った。それが陸送なのか? 見積もり人の説明と違うぞ。
最後に積み残しがないか確認しにきたので、感心感心と思いつつ応対すると、突然ドライバーはこう言い放った。

「ところで、どこに運べばいいんです?」 
契約書を見ろーーーっ!
メモ書きの住所を持って去って行った勉強しまっせ引っ越しのサ力イは、本当に約束の地へ荷物を届けてくれるのだろうか。10日~12日の間にお届けしますというその言葉は果たして信用してよいものなのだろうか。全ては受け取り先で明らかになるのだ。

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1998.06.01

『ブルース・ブラザーズ2000』

ブルース・ブラザーズ2000』を観た。5月30日から公開されているこの映画、18年ぶりの続編である。前作を超えるのは無理だろうと、はっきり言って期待していなかったが、たまたま街に出たら映画1000円の日だったので、この値段なら騙されてもいいか、と思って神戸ハーバーランドのabシネマ(※2003年10月11日閉館)に足を踏み入れた。
ここは『ファースト・コンタクト』をほぼ貸し切りで観た映画館だが、流石に今日はそんなこともなく、3分の1くらいは席が埋まっていたようだ。
開演直前に前に座った高い座高のライオン頭兄ちゃんの頭でスクリーンの真ん中が見えず、おまけに此奴は落ち着きのない男で、しょっちゅう頭頂部をぽりぽりと左手で掻いていた。そんなに痒かったらムヒでも塗って来い。わたいはお前の後頭部と影絵の芸を観に来たのではないのだ。
そのような悪条件の中、鑑賞した『BB2000』。前作の繰り替えしギャグともいえるシーンがいくつも映しだされ、それはそれで楽しい。音楽も悪くない。ベルーシ演じるジェイクの姿がなくても新キャラがいい味を出している。
しかし、だ。
前作の無意味な破天荒さ、ハードボイルドさが失われている。台詞と音楽の繋ぎも悪い。シーン一つひとつは面白くても、ボタンを一つ掛け違えたような今一つ乗り切らない心地悪さがついて回る。前作のラストシーンに象徴されるようなカタルシスがないのだ。
金に困っていないなら映画館で観てよろしい。そうでないならレンタルを待て。レンタル借りる金もなければ、『ブルース・ブラザース』の録画済テープを擦り切れるまで観るべし、観るべし、観るべし……。

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1998.05.26

ナンバープレートを選べ

四輪のナンバープレートが選べるようになった。正確には下4桁のナンバーに限ってリクエストが可能になった。そうなればかねてから狙っていたあの番号を入手する任務に取り組まねばなるまい。
というわけで解禁翌日の5月7日木曜日、神戸は魚崎にある兵庫県陸運支局に足を運ぶと予約センターで早々に手続きを取ってきた。綺麗に数字が並んでいたり縁起がよさそうだったりする人気番号は最初から抽選が条件となっていて専用の申込用紙が用意されている。
わたしは一般用の申込用紙に車検証に基づいて必要事項を記入した。捺印は不要だ。これを窓口に渡すとその場で希望番号の可否を検索し、受注生産となるプレートの代金と引き換えに予約証が渡される。
プレートは大きさや、ただのペイントか字光式と呼ばれる夜中にぼんやり光るやつかで値段が違うが、どこにでもある乗用車のプレートは前後2枚一組で4,100円也、だ。
出来上がったプレートは指定された日時から1ヵ月以内に引き取り、陸運支局で正規の登録変更手続きを済ませなければならない。わたしの場合予約日から12日後の5月19日がプレートの出来上がり日だった。早速手続きだ。
受け取り時に持参する書類は「希望ナンバー予約証」、「車検証」の2種類だけ認印は当然持って行こう。後は10mmナットを回すレンチとプラスドライバー、ラジオペンチだ。
用意が出来たらナンバーを交換する車に乗って陸運支局へ。
到着したらまず前後のナンバープレートを自力で外す。この時封印を解くのにペンチが必要。
外したプレートは返納窓口で返すのだが、一緒に「希望ナンバー予約証」を見せないと、おっちゃんの一存で廃車にされるため注意すべし。
ここで35円を支払い必要な書類一式を買ったら登録変更窓口へ向かう。書類に記入・捺印して指定の窓口に出すと、ここが違う、あそこが足りないと熱心に添削してくれるので、先生のおっしゃる通りに修正する。番号変更の理由を空欄にしていたら、「破損のため」と書くように指導された。
書類が通れば新しい車検証と封印取り付け依頼書をもらえる。
続いて自動車税関連書類を指定の窓口へ持っていくが、これはただ提出するだけ。
ようやく予約センターに足を踏み入れる。予約がきちんと通っているか確認した後、カウンターで予約証と封印取り付け依頼書を渡すと、引き換えにプレートとネジがもらえる。
陸運支局到着から1時間、遂に新プレートと邂逅した。
新プレートをもらったら車を駐車場から封印場に移動させ、自力でプレートを前後に取り付ける。そのまましばらく待っていると、係の人がやって来て車検証に記された車台番号と実際の車が一致しているか指差し確認を行ない、後プレート左側のネジ山を封印。以上で手続きは終了である。
というわけで、プレート交付代金4,100円(中板・ペイント式一組)と書類代35円、〆て4,135円。高いか安いかと問われれば高いが、精神的な満足は何物にも代えられないだろう。
これでわたしのMini MayfairベースCooperガレージチューン仕様(87年式)は、登録ナンバー「神戸XXX●1701」だ。ミスター加藤、1/2インパルスパワーで、発進。コース…….あっちの方だ!

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1998.05.25

再び、天下一品元町店

前回の天一では貼り紙に惑わされて「あっさり」スープを注文し、己の誤った判断を呪ったものだが、今回はその報復をすべく天下一品元町店に足を運んだ。金曜の夜10時半という時間帯は酔客にも好まれるのか、なかなかの繁盛ぶりだ。出口に最も近いカウンター席をようやく確保したわたしは、迷うことなく「こってり」の大を注文し溜飲を下げた。そこへ集団でやってきた若者5人。その口ぶりと言葉遣いから推定するに、関東地方からの観光客のようだ。関西に遊びに来て、天一に飛び込むとは感心だ。よい経験と思い出になるだろう、と熱い涙を流すわたしだったが、彼らが口々に出した注文を聞くなり、それは悲憤の涙に変わった。「あっさり」4人前とは何事だ! わざわざ天一に入らずともどこででも食えるだろう。しかもそっちの方がきっと旨いぞ! 心の底で憤慨するわたしを後目にラーメン談義に花が咲く若者達。その時5人目の女性がキムチラーメンを所望した。お、見込みがあるかも知れないぞ……しかし一瞬でも期待したわたしが愚かだった。彼女は「あっさり」スープを選んだのだ。店員も店員だ。客が天一の初心者であることは一目瞭然なのだ。余計なことを聞かずに、黙って「こってり」を何故出さぬか

『どーんとスタミナ自慢のスープ』
と威勢がいいくせになんだ。もっと自慢しろ! 事情を知らないがために損をしてしまった哀れな観光客と気の利かない店員のおかげでケチのついた天一訪問だったが、やはり「こってり」はいい。コシもなければやる気もないチンタラした麺も「こってり」スープとは抜群の相性だ。何よりも翌朝胃に残る、このもたれるような感覚。これぞ「こってり」の本領発揮だ。ところでわたしと入れ代わりにカウンターに座ったオヤジ二人よ、今なんと言った。「あっさり2つ」だ? 帰れーーーーーっっ。

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1998.05.23

『新宇宙大作戦 カーク艦長の帰還』

昨日発売されたハヤカワ文庫SFの新刊、『新宇宙大作戦 カーク艦長の帰還』は既に皆さん購入されてお手元に持っていることだろう。わたしもご多聞に漏れず上巻を読了したところだ。毎度のことながら、固有名詞の和訳にあたって日本語吹き替え版を尊重するつもりはないようだ。どうも違う訳語をあてなければならないという使命感に燃えている節がある。おそらく「より劇中の発音に忠実に」訳しているの……ド・ク=ターグ? ウォーフが謎の襲撃者に対し、腰から抜いて構えたのはクリンゴン・イボイノシシか? しかもその襲撃者が投げて寄越したのは、ちょっと待て、バッ=テル? 名誉ある戦士は酢でよく〆た鯖の棒寿司でどつき合うのか? 過去にもガガという例があったが、確かにクリンゴン語をカタカナにするのは難しい。難しいが、今まで番組中に出てきたこともないものならともかく何度も出てきた単語の上、挿絵にも正確に描いているということはどんなものかわかっているのだから、発音も“ちょっと調べる気があればわかる”のではないだろうか。プロの手抜き仕事には感心しない。あのカークにしても、ルールを勝手に変えたり口からでまかせを言ったりはしょっちゅうだが、手抜きはしなかった。プロだからだ(なんのプロだ)。今度はなんだって、ドクター・ベイシア ……そんな無理して変えなくても。

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1998.05.21

『宇宙大作戦』完全版発売日

今日はデジタル・リマスター完全吹替版『宇宙大作戦』のビデオ発売日だった。先日

「予約特典! 直輸入バナー先着プレゼント(数に限りがあります)」
に躍らされて予約してしまったわたしは、早速回収すべく現場に急行した。日本橋ディスクピア5Fでは、特設コーナーができており、『Mr. BEAN』と背中合わせのスペースに堂々とST関連ビデオの全てが飾られていた。モニターではチャペルやコービー博士が何やらしゃべっている。「コンピューター人間」だ。画面左上に表示されている“SAMPLE”の文字が、デモ版であることを示しているようだ。そのモニタの横に飾られた一際目を惹くポップが、弾むような字でこう訴えかけてきた。
「6本全てお買い上げの方に直輸入バナープレゼント」
……なに。余ってるのか? 不審な気持ちでカウンターへ回り、予約票を差し出す。そこには関西地区にあふれるSTファンが競って取り置きを頼んだ6巻組が堆く積まれて……いないのだ。いないばかりか、わたしの頼んだ6本だけだ。なんたる始末! 一体これはどーゆーことかね! どうやら躍らされたのは若干1名に過ぎなかったようだ。STの夜明けはまだまだ遠い。

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1998.05.16

天下一品元町店であっさり

天下一品元町店の壁には

「3月23日から、あっさりスープが変わる!」
と大書された手書きの貼り紙が貼られている。先月から気になっていたこの貼り紙が忘れられず、とうとう試してみることにした。「あっさり」を頼むなど十数年ぶり2回目だ。弱小公立高校が甲子園に出場するようなものか。注文する声も震えようと言うものである。目の前に現れた「あっさり」は、表面に油が浮いて、見た目であっさりさをスポイルしている。スープを掬ったレンゲを口に運ぶ。……? もう一口。……これ、鳥ガラスープを醤油で整えただけ? しかもこの舌を刺す刺激は胡椒の入れ過ぎか? 天一の麺と相性が悪いのか、麺とスープの味がそれぞれバラバラに感じられる。並を頼んで正解だった。大では食べるのを放棄してしまいそうだ。試しに辛し味噌を局地的に投入してみる。うーん、辛し味噌の味しかしない。同化力が強すぎてなんでもこの味になってしまうようだ。残りのノーマル「あっさり」スープを最後まで飲み干すが苦痛だ。満腹感はともかく、肝心の満足感が湧き上がらない。税込609 円を損したような気分だ。「こってり」に慣れた身体に「あっさり」は毒である。まるで天一ワールドとは相容れない、違う世界の食べ物のようだ。特に指定しない限り「こってり」を客に出すという天一の姿勢は正しいサービスであろう。それにしても恐ろしいスープだった。何かを食べてこれほど落胆するのは記憶にも例がない。あの「あっさり」スープはどこがどう変わったというのだろう。いや、貼り紙には「3/23から変わる」と書かれていた。未来形ということは、実はまだ変わってなかったのか? 変わるのは来年の3月なのか? 私見だが変えるなどとぬるいことを言わず、廃止した方がいいと思う。「あっさり」は中華そばの水準から見ても並か並以下でしかない。え? 自分で「並」を注文したからだろう? い、いやそんな「並」は頼んでいないのだが....でもまさかそういう「並」だったのか?

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