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2011.12.30

描いてはいけないあの人

秋に四国のとある道を通っていると、車窓を怪しい影がよぎった。


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楽しいわが家の色……いや、その手前だ。


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※ クリックで拡大


高松塚古墳より保存状態がよろしくないこの壁画。よくよく見るとあの人たちが描かれているようだ。


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描いてはいけない“耳の大きな猫”。そしてそのペットの黄色い犬と同じ系統の生き物のはずなのに遙かに文明的な営みを見せる彼、そして上半身のみ文明的な格好をしている彼。


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テレビの中にも映り込んでいる。

しかし案ずるな。ご覧のとおり7世紀末の壁画より素早く自然消滅しつつあるこの姿勢。

消しなさいよ消さないと子供の夢も大人の野望も叩き潰す手段に打って出るぞと圧力がかかる前に自ら風化する楽しいわが家の色サンカラー、万歳。

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2011.12.29

砲艦外交で大接待

塗装済みNCC-1701D〈U.S.S. エンタープライズ〉の発売が遅れに遅れて、全国数百人のコレクター兼STファンをやきもきさせた青島文化教材社さんは、社の柱のひとつである1/700ウォーターラインシリーズとして、まさかの砲艦を市場に投入している。


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こんな超ニッチな商品をマスプロ大手メーカーが作ったら弱小メーカーの市場を食っちゃうんじゃないのか。いや、ひょっとしたら既にアオシマさんが弱小メーカーなのか。

それはそれとして商品紹介を読んでみよう。


日本海軍砲艦 勢多/比良
 税込2100円
 アオシマWW情報(魚拓)

戦前揚子江流域には各国の河川専用艦船いわゆる「砲艦」が多く群雄割拠していました。「砲艦外交」と呼ばれるように当時の砲艦には領事館なみの内装を持つ船もありました。勢多 比良は菊花紋章を供えた正式海軍艦船です。キットは限りなく精密に再現されており、二隻同梱です。


ん? 待て待て。どういうことだ。箱にはなんて書いてある。


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さらに、長期の警備行動に備え、上部構造物が大きく、「砲艦外交」といわれるように、領事館なみの内装を持つものもありました。


えーと、つまり砲艦の持つ領事館なみの内装を活かして行なう外交=砲艦外交ってことなのか、アオシマさんのおっしゃりたいのは。


違う! 断じて違う!


豪華応接間にご招待して艦内厨房の一流コックが腕によりをかけた食事を振る舞い、ワインなど飲み交わしながら今後の国交のあれやこれやを朗らかに語り合う、そんな設備を持った艦を砲艦と呼び、極めて複雑な外交諸問題が、この艦の上で次々と解決されていくのであった……。


なわけないだろ。


やくざが懐から匕首をチラつかせながら、相手をビビらせて有利に話を進めるのと同じように、沿岸に居座った軍艦がいつでも攻めるよ攻めるよそちらの出方次第で撃っちゃってもいいんだよほーら撃っちゃうよ、と剣呑な雰囲気を漂わせることで相手を言いなりにさせようという、まさに日本がペリーに喰らったアレが砲艦外交ではないか。

ビビらせた相手を艦に呼び寄せて豪奢な応接で説伏、という線はあったとしても、まずは圧倒的な武力の差で優位な立場を占めようというのが前提だ。

いつから専用艦船による接待尽くしにその意を変えたのか。

そんな Gunboat diplomacy なら受けてみたい。トンカツと生玉子、ご飯お代わりし放題でお願いします。

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2011.12.27

インディアンスター

クリスマスのついでにインディアンスターに触れておきたい。


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いやいや、ラジニ様はスッパル・スター super star

インディアンスターはこの ☆ マークにわたいが勝手に命名したものだ。


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日本人的な感覚では、ひっくり返して逆さにぶら下げてあるのではないかと思える向きが気になってしょうがない。

しかしインドで見かけた ☆ は、どれもこの向きだった。HDDからすぐ拾えた画像を大雑把に見てみよう。


まずはマンガロールの教会……ファサード右奥の建物に飾られていた ☆ の向き。


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同じくマンガロールの教会脇に作られたイエス・キリストの生誕ジオラマ。


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所変わってベンガルール(バンガロール)のショッピングアーケード入口。


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町の巨匠に教えを請いながら腕を振るうマチャアキの判定結果やタイムパトロール隊オタスケマン、東京に現われた宇宙人を観るインドのみなさんは、むしろ違和感バリバリなのだろうか。

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2011.12.24

Merry Christmas 2011

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ランランルー。

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2011.12.16

0、0……自爆……0!!

廃船となったNCC-1701に代わって就航したNCC-1701Aが、当家のドックにやってきた。


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箱に入っている! いいぞ! やるじゃないの!

でも玄関先から部屋の奥までわずか数メートル持ってくる間に、箱の中でカラカラと音がしたな。

恐るおそる開けてみると……。


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むむ、プチプチ(C)川島産業を使ったこの様子、前回見たことがある。袋が箱に変わっただけか。


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おお……。
パイロンは2本ともきれいにバキーッと逝っていた。わたい、これ、持ってる。


億劫な気持ちを奮い立たせて、再び売り手に連絡。

箱に入れてくれてありがとう。でも残念なお知らせをしなければなりません。また壊れてます。同じ箇所です

交換してくださいというのもなんとなく言いづらく、触れなかった。

これまたすぐに返信が入ってきた。いつ寝ているのか、海の向こうの人。

なんてこった……恐ろしい……圧力がかからないよう箱に収め、送る前にあんなにチェックしたんだけど……。さて、どうしたらいい? どうしてほしいか教えてください。もしよければもうひとつ送りますが……

さすがに今度はショックを隠せないようで、底抜けの明るさも影を潜めてしまった。

じゃあ、お言葉に甘えてもう一回送ってもらおう。だが三度失敗するとなると日米関係にヒビが入りかねない。

箱に入れたことで外からの圧力は回避したものの、中で品物が動いて内壁にぶつかることでパイロンが折れるのだろうと原因を推理、だからパイロンをうまいこと支えるとともに、箱の中で品物ががさがさしないように、新聞紙丸めたものでもなんでもかまわないから、詰め物をしてくれないか――ということを、ざっと図に描いて、パイロンの折れたエンプラの写真とともに送ってみた。


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もうね、これでダメだったら諦めますから。お金返せとか言いませんから

写真見た。壊れてる箇所は繊細だよね。確かプチプチで包んだと思うんだけど、今度は包んだうえさらにいろいろやってみるよ。今度こそちゃんと届くといいね

お互いに、無事に受け渡しできることが希望や願望の域に入ってきたぞ。

ところで、興味本位に聞くんだけど、キミ、Facebookやってる?

ホントにもろ興味本位だろ。

さて、今度の船はパイロンを折ることなく日本に見事たどり着けるのか。

気になる結果はだいたい年内ぎりぎりくらい。

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2011.12.15

【誤訳】スタートレック反意語ブック

宇宙艦隊アカデミー出版による超訳を意気揚々と発表させていただいた前々回のエントリーに、超訳どころか誤訳が見つかった。

親切な方が「Scary じゃなくて Scaly ですよ」と教えてくだすったのだ。


ゴオオオオオォォォォォォオオオンッ!

アイアンショック!


全宇宙のゴーン種のみなさまに伏してお詫び申し上げるとともに、下記のとおり訂正いたします。


     記

もふもふ がくぶる

 ↓

もふもふ がさがさ


         以上



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毛っ!」「鱗っ!」って反意語?(まだ言うか)

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2011.12.09

キレイ キレイ

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……キレ……イ……?

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2011.12.07

【完訳】スタートレック反意語ブック

それはいつ頼んだのか誰も知らない。暗い音のないインターネッツでひとつの注文が分かれて増えてゆき、3つの注文が生まれた。彼らはもちろん映像ではない。また、まんがでもない。だがその四角い身体の中には、秘蔵写真が隠されているのだ。

その注文……それは、ベストセラーになれなかった数打ちゃ当たる本である。


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ST洋書の新刊が秋からこっち矢継ぎ早に発行されている。ふと気付いたらそのうちの3冊が手元に届いていた。

今回は年末大感謝の大盤振る舞いで、そのうちの1冊をすべて日本語に翻訳して掲載しよう。


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【完訳】スタートレック反意語ブック

《表4 キャッチコピー》
そこには新しい単語が待ち受けているに違いない

カーク、スポック、マッコイと銀河を股にかけた24枚の色とりどりな写真の助けを借りて、子供たちに大小、寒暑、離合そのほかもろもろの意味を教えなさいよ!


《本文》
出たり 消えたり

うきうき ムカムカ

空席 満席

もふもふ がくぶる

むっつり びっくり

でかっ 小さっ

1匹 たくさん

ぴちぴち よぼよぼ

暑い 寒い

いけてない いけてる

離れたり くっついたり

遠っ 近っ


全部を日本語で読めるのは全世界でホらデッキだけ(推測)

amazonさんの「なか見! 検索」で表1、表4と頭から3見開き分が絶賛公開中。全12見開きのうち4分の1をただで見せてしまうという太っ腹だ。

すべての英単語を知りたい人は原著を買おう! ひどい円高のおかげでひどく安いぞ!


Star Trek Book of Opposites
Quirk Books
US$9.95/727円+税(2011年12月7日現在)
ISBN-10:1594745196
ISBN-13:978-1594745195
発売:2011年11月29日


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けむくじゃらだよ!」「おっかねーよ!」って反意語?(半疑問文)

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2011.12.06

ステルナ危険

未開封の山を確認したところ、紙のようで紙ではない素材でできた札入れ mighty wallet シリーズの、TOSコミュニケーター柄が届いていた。


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大手化学メーカーデュポン自らが「The miracles of science」と自画自賛する画期的素材 TYVEK を使ってますというのがウリだ。


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mighty の名に恥じず、少々乱暴に扱われても破損しない。これなら郵送で送られてきても安心。


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財布は「100% eco-friendly」だが、パッケージのぶらさげ金具が全体のリサイクル度を下げている。


柄に使われているコミュニケーターは撮影用プロップなのか。


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いや、裏面になにやら現代的な刻印が映り込んでいる。


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どうやら撮影用プロップではないらしい。

このピクトに近い画像を検索しようと、適当に「not trash」の文字列をGoogle先生にお渡ししたら、即座に回答をいただいた。

Do not trash, danger garbage

危険物だった。

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2011.12.05

0、0……自爆……0!

10月くらいからちらほら届いていた荷物のほとんどを開けずに箱のまま仕事場のソデ机の上に積んでいたらいい加減邪魔になってきたので出してみた。


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出しただけで満足して帰宅したところ、別の何かが届いていて、玄関の投函口から放り込まれていた。

持った瞬間なんだかいやな予感がしたので、積んで放置せず、その場で開けてみた。


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あー。


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アルミダイキャスト製と思われる断面を見せ、2本ともきれいにぽっきり折れたナセルピラー。


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惑星ジェネシス軌道上でもないのに大破。


いやいや案ずるな。年末に届くSTグッズは壊れているものと相場が決まっているのだ。昨年末に別件で使ったメールを雛形に、早速荷送り人へ泣き言を言ってみた。

ありがとう、届きました。でも壊れてます。交換していただけないですか」の要旨を伝えるとともに、「品はいいんだけど衝撃に弱いから、送るときは袋じゃなくて箱に入れたほうがいいんじゃないですか」というしごく当然な示唆を加えてみた。

するとどうだろう、数時間もしないうちに返事が来たではないか。

なんか郵送中に壊れたっぽいよね。新しいの送るよ! 大丈夫、心配ないって!!!

朗らか過ぎる。そしてその口調はジェイムズ・T・カーク2009か。

かくしてNCC-1701は廃船となりNCC-1701Aが就航、当家のドックに向かって処女航海中。

今度は箱に入っているのかいないのか。

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