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2010.09.30

ガラスの仮面 第45巻

2010年8月19日の予定だったのが延びていた『ガラスの仮面』45巻が、本日9月30日、無事発行された。

さらに次巻の発行が1ヵ月後に控えているという。一見ものすごいようだが、山手線で言えば「前の電車が詰まっております」状態で、次々にホームへ滑り込んでくるに過ぎない。

とはいえ、8月~10月の2ヵ月で次が出るのは、全盛期のペースを彷彿とさせる嬉しい誤算。

一度発表した予定がズレた事実をもう忘れたのか、白泉社さんはこれを『奇跡の2か月連続リリース』と呼び表わし、ミラクル扱いにしてしまわれた。その行為が既に奇跡だ。

そしてたまたま2ヵ月連続になったことを幸いに“ガラスの仮面公式サイト”を立ち上げ(於2010年9月15日)、マツコ・デラックスの迫力ある顔面を過剰なまでにフィーチャーしたセルフパロディを繰り広げているのはガラ仮ファンのみなさんお気付きのとおり。怖いぞ月影先生。


ていうか月影先生、顔の怪我全快!


……さて、リストを更新しておこう。

■ガラスの仮面(新書判)リスト
1(ISBN:4592110919) 1976/03/20
2(ISBN:4592110927) 1976/06/19
3(ISBN:4592110935) 1977/01/20
4(ISBN:4592110943) 1977/04/20
5(ISBN:4592110951) 1977/07/20
6(ISBN:459211096X) 1977/09/20

7(ISBN:4592110978) 1978/01/20
8(ISBN:4592110986) 1978/05/20
9(ISBN:4592110994) 1978/08/19
10(ISBN:4592111001) 1978/12/20
11(ISBN:459211101X) 1979/03/20
12(ISBN:4592111028) 1979/07/20
13(ISBN:4592111036) 1979/11/20

14(ISBN:4592111044) 1980/04/19
15(ISBN:4592111052) 1980/06/20
16(ISBN:4592111060) 1980/08/20
17(ISBN:4592111079) 1980/11/20
18(ISBN:4592111087) 1981/02/20
19(ISBN:4592111095) 1981/05/20
20(ISBN:4592111109) 1981/09/19
21(ISBN:4592111117) 1981/12/16

22(ISBN:4592111125) 1982/03/20
23(ISBN:4592111133) 1982/07/20
24(ISBN:4592111141) 1982/10/20
25(ISBN:459211115X) 1983/04/20
26(ISBN:4592111168) 1983/06/18
27(ISBN:4592111176) 1983/11/19

28(ISBN:4592111184) 1984/03/19
29(ISBN:4592111192) 1984/08/17
30(ISBN:4592111206) 1985/02/19
31(ISBN:4592111214) 1985/08/19

32(ISBN:4592111222) 1986/06/19
33(ISBN:4592111230) 1987/03/19
34(ISBN:4592111249) 1987/11/19

35(ISBN:4592111257) 1988/08/26
36(ISBN:4592111265) 1989/09/26
37(ISBN:4592111273) 1990/10/19
38(ISBN:4592111281) 1992/03/30
39(ISBN:459211129X) 1992/10/19

40(ISBN:4592111303) 1993/09/17
41(ISBN:4592170016) 1998/12/22
42(ISBN:4592170024) 2004/12/16

43(ISBN:9784592170037) 2009/1/30
44(ISBN:9784592170044) 2009/8/30

45(ISBN:9784592170051) 2010/9/30


44巻の帯では蜷川幸雄氏が早く描け、とありがたい言葉を寄せていた。今回45巻では坂東玉三郎氏が《長年の夢、紅天女はいつ見られるのだろう…。》とコメントを寄せてらっしゃる。もう見られないかもしれないという諦観さえ感じられるのはわたしだけではなかった。

そして今回の最新45巻あらすじ

「紅天女」の稽古中、倒れた照明の下敷きになり、目に異常を感じ始めた姫川亜弓! 誰にも気づかれないよう今まで通りに振る舞うが、徐々に綻びが見えてきて…? 「紅天女」試演直前のアクシデントに亜弓が取った行動とは果たして…!? 亜弓の役者魂が、今、試される…!


大まかに言うと、マヤがずいぶん前に行なっていた目隠し暗闇稽古に似たようなことを、亜弓さんが今になって仕方なくやるはめになっちゃった!という話で、43巻からのお題である“試演に向けた稽古”がじんわりと続いている恰好だ。

今回もまたマヤと紫のバラの人こと速水さんの行ったり来たりすれ違いは健在だが、桜小路くんは小休止。桜小路くんの元カノは完全消滅。

前回暗黒面に落ちた速水さんの婚約者紫織さん。わたいが今回最も期待をかけていた人物だが、わずか数コマの登場と寂しい結果に終わった。暗黒紫織さんの腹黒い活躍は次回以降に持ち越しだ。

これ以上深く内容に触れないが、触れるほど深い内容はこれ以上はない。『紅天女』試演に向けての稽古はまだまだ続くぞ!

次巻、46巻は2010年10月29日。問題はその次だ。

47巻は年内ですか、美内先生!


ガラスの仮面 45巻
第13章 ふたりの阿古夜(4)
美内すずえ
花とゆめCOMICS
400円+税
白泉社

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2010.09.06

アーティファクトを祀れ!

ワンダーフェスティバル2010に、造型史上初のスタートレック1日版権が下りていたことは、その筋のみなさんはよくご存じだろう。その筋じゃないみなさんはなんのことやらとお思いだろうが、誤解を恐れず平たく言えば“今日だけは、あなたの造ったスタートレックの立体造形物を売りまくって多少稼いでもらってもいいですよ”という許可を、太っ腹な版権所有者が下したのだ。

さて、そんなイベント当日、わたいは勇躍会場に乗り込んだ。ワンダーフェスティバル(以下WF)に来るのは初めてだ。幕張メッセ、遠い。遠すぎる

このWFには、20件を超えるSTグッズが出品されるというので意気揚々と臨んだわけだが、いかんせん会場は広く、気温は高く、各ブースの配置パターンが素人には即座に解読不能なほど脈絡のないバラバラ加減だった。

入口でカタログを買っただけの付け焼き刃では、そもそもどこにブースがあるのかを見つけるのさえ覚束ない。

先行していた友人の手引きでなんとかSFEのブースに到達。そこからてくてく堂さんのブースをご紹介いただき、ようやく当会場で初めてのSTガレージキットと対面できた。

同ブースには、TOSから「USS ボタニー・ベイ」、VGRから「ホロエミッター」そしてTNGから「ホーガン」の3点が出品されていた。

ホーガン!

その筋のみなさんはよくご存じだろうし、その筋じゃないみなさんはなんのことやらとお思いだろうが、誤解を恐れず平たく言えば“セックスシンボル”である。

惑星連邦のリゾート地、パラダイス、享楽の惑星として名高い星、ライサ。そこに集う男女が、アバンチュールの相手を探してますよ、とアピールするために掲げるのが“ホーガン Horga'hn”と呼ばれる木彫りっぽい人形なのだ。

そんなにライサが大好きで大好きで堪らないならいっそ名前をウィル・ライサーにすればいいのに――と思わせるライカー副長が、ピカード艦長に買え買えと勧めていたアレと言えば、5000人にひとりくらいは「あー、あれね」と思い出してくださるだろう。

これは買いだ

とはいえ、わたいは“ジャマハロン(ライサならではのアバンチュール)”の相手を求めているわけではない。

ホーガンの真骨頂は、ST:CCGにあるのだ。

ST:CCG……その筋のみなさんはよくご存じだろうし、その筋じゃないみなさんはなんのことやらとお思いだろうが、誤解を恐れず平たく言えば“STのカードゲーム”だ。

TNGを素材に作られ始めたこのゲームでは、ふたりのプレイヤーが順番に山から手札を引き、手札から場に必要なカードを出しながら、あらかじめ両者で築き上げた“探査すべき宇宙”を舞台に任務を遂行し、100ポイント先取したほうが勝つ。

ゲーム上でのホーガンは、次のような価値を持つ。


20100906a

HORGA'HN
Artifact, rare
Immediately play on table. Artifact allows you to take double turns from now on (Not cumulative)."

ホーガン
お宝 レアカード
(入手したら)即座に場に出す。たった今から、あなたが連続して2ターン行なうことをこのお宝は許可する(累積しない)

つまり、手にした瞬間から、相手自分自分、相手自分自分のリズムでプレイできるのだ。倍速である。手札の拡充こそがプレイの幅を拡げ、任務遂行に好影響を与えるこのゲームで2ターン続けてできるとなれば勝ったも同然。累積しないから自分が持っている限り相手は手に入れることができない。こんなにすばらしいホーガンを持ちながら負けたとすれば、洒落にならないほどへちょかったと言える。

すごいぞホーガン。頼むぞホーガン。ジャマハロンよりも我が頭上に勝利を!

そんなわけで、CCGプレーヤーにとってのホーガンは、大変お世話になる恩師、あるいは大切なお守りだ。

なので、3つ買った


20100906b


かっこいい。どこの戦隊か。


20100906c


これはもともと型抜きまでの商品で、そのままでは湯口とバリとが目立つレジンの塊だ。ところが親切なプロフェッショナルが、ちょちょいと削ってきれいに塗ってくださった。

20100906d


もはやレジンだったとは思えないこの木目。


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木製の爪楊枝入れと並べても遜色なし。


3つのホーガンは、かつてST:CCG専門集団として気勢を上げたが今では開店休業状態のネーガス屋構成員がそれぞれひとつずつ持つ。ネーガス屋はホーガンを手に、今後のCCG人生に思いを巡らすことになるだろう。当然、CCGをプレイするときにはまずこの像を場に祀り、相手に無言のプレッシャーを与えるところからスタートだ。

ありがとう、親切でプロフェッショナルな人!

これからも頼むぞ、ホーガン!

みなさんもいつかどこかで見かけたら、ぜひご家庭にひとつホーガンを!

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