お化けは死なないが打ち切られる
フジテレビの『ゲゲゲの鬼太郎』が2009年3月29日の放送で最終回を迎えていた。
47都道府県からそれぞれ1体ずつ、鬼太郎の役に立つ妖怪四十七士を集めるという構想をぶち上げながら、集め切れずに幕。
開き直った鬼太郎が、冒頭でまだ半分しか集まってませんと開き直る始末。

Taipei ITF(台湾国際トラベルフェア)会場に現われた残念な鬼太郎
そもそもずいぶん昔から各地に棲む妖怪を、現代の行政区分で47代表にするというのもどうかと思うが、それはまた別の問題。
最終回のエピソードは黒鴉(くろからす)生誕の秘密と親子関係をありがちなプロットで見事に描き切り、悪いやつなら実の親でもその手で殺めてよし、という制作者の正義感を少年少女に刷り込んで爽やかに終わった。
ぬらりひょんと愉快な仲間たちが集う妖怪城はどうなった。
バックベアード率いる西洋妖怪のみなさんはご実家に帰ったのか?
ろく子さんの恋物語は?
バンダイさんがオモチャを売りたい一心で投入した新キャラクターのココン(妖怪百科事典)やバケロー(妖怪型フォンブレイバー)も、ねこ娘が配りまくっていた謎のケータイも、その後ほとんど本筋にからんでない。
なにもかも投げっぱなしではないか。
ソードマスターを見習え。
かくして5期鬼太郎は、急激に萌え化して別人になったねこ娘と、そのねこ娘の出番増加のあおりを受けて露出が激減したねずみ男、という印象を残して幕を閉じたのだった。
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コメント
まぁ、現代の腹黒いおもちゃメーカーが絡めば必然かな、と(笑)
仮面ライダーは1シリーズで複数は当たり前だし、戦隊物はアイテム増加、乗り物増加、ロボット増加・・・
孤高のヒーローは今や古いのか・・・?
自分的に鬼太郎は30数年前のどろどろした鬼太郎だし・・・
この前「墓場の鬼太郎」を見たときはさらにどろどろしてて目からうろこでしたけど。
やはりアニメは昔であればあるほど自由でよろしい。
人間の内面を掘り下げていくような内容を子供向けアニメで放送するところはまさにテレビでの「教育」。
早く人間になりたい妖怪さんや、少年院から始まるジョーさんとか、心にズバズバ突き刺さるアニメはもうないであろう。
ガンバに涙した純粋な日を思い起こしながら「けいおん!」にはまった自分がここに・・・
俺もただの人だったってことで・・・orz
投稿: ぶいち | 2009.04.20 23:49
>ぶいちさん
>>仮面ライダーは1シリーズで複数は当たり前だし、戦隊物はアイテム増加、乗り物増加、ロボット増加・・・
ウルトラマンがブレスレットもらったり、ライダーがバックルから棒出して振り回したりし始めた頃からオモチャ主導の時代が始まっていたのかもしれないですなあ。
>>孤高のヒーローは今や古いのか・・・?
今からまたヒーローひとり体制に戻すのは、なかなか厳しそうです。
深夜枠の大きなお友だち向け作品ならできるかも。
>>自分的に鬼太郎は30数年前のどろどろした鬼太郎だし・・・
>>この前「墓場の鬼太郎」を見たときはさらにどろどろしてて目からうろこでしたけど。
「墓場」は、今風の絵柄でもどろどろ感を出せるという境地を切り開いてくれましたね。追随するアニメはないですけど。
>>やはりアニメは昔であればあるほど自由でよろしい。
>>人間の内面を掘り下げていくような内容を子供向けアニメで放送するところはまさにテレビでの「教育」。
今思えば清濁併せ呑む感じがありましたな。
>>ガンバに涙した純粋な日を思い起こしながら「けいおん!」にはまった自分がここに・・・
>>俺もただの人だったってことで・・・orz
ここでそのオチ!
いい話だなあ……。
投稿: ANCHOR | 2009.04.22 00:25
>ぶいちさん
>>ガンバに涙した純粋な日を思い起こしながら「けいおん!」にはまった自分がここに・・・
今初めて、「けいおん!」をリアルタイムで観てます。
なるほど、この絵柄と作風は京アニですな?
ぶいちさんがハマる気持ちもわかる気がする今日この頃です(笑)。
投稿: ANCHOR | 2009.05.01 02:15