疾走、1701
淡路に乗り込んだ車は、白い塗装色で、ナンバーが1701だった。
淡路で迎えてくれた車は、銀色の塗装色で、やはりナンバーが1701だった。
実家に置いてあるわたいの車も、白い塗装色で1701だ。3台並べて走らせれば、「だいたい白い三連星」となる。
淡路に乗り込んだ車を駆り、さらに足を延ばして四国へ渡った。

淡路島と四国の徳島県をつなぐ鳴門大橋。
この下では連日連夜、魔法陣ではないグルグルが自然に巻き起こり、日中はその大渦をひと目見よう、ひと目見られさえすればもう巻き込まれて海の藻屑になってもいい、という観光客が引きも切らない。
徳島県側からは、鳴門大橋の橋桁に造られた歩道を通り、海面を眺めながら橋の真ん中あたりまで行けるようになっている。
その名も渦の道、500円。ここまで来たら一度は見ておいて損得はない(得もないのかよ)。潮の満ち引きによって渦の出来具合が違うので、観察に適した時間をよく調べてから行こう。

東京タワーにも設置されている強化ガラスの床が、東京タワー以上の頻度でそこかしこに填め込まれている様は、高所恐怖症のみなさんへ真っ向から叩き付けられた挑戦状。これまでのところまだ誰も落ちていないので、第一号を目指して乗ったり飛び跳ねたりしてみるのも一興だ。
閑話休題(閑話だったのか)。
淡路から高松へ向かって走る我々の白い1701の前を、JRバスが走っていた。

1701
JRハイウェイ-バス、あなどれない子……。
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