空を飛ぶ不死身のヒーロー in インド
インドで放映されていたのはジャパニメーションだけではない。自国オリジナルのヒーローもいた。

その名も、Shaktimaan シャクティマーン。
って、誰?

知らない人だが、いきなり何かに捉えられてピンチに陥っているらしい。
その隙をついて暴れ回る怪人。

暴れているのかはしゃいでいるのか。
どこかのお屋敷の庭を我が物顔で歩いていた怪人は、芝生の上に不自然に撒かれた白い粉を踏みつけた。

その途端、怪人に異変が……。

溶けてしまった。そんな致命的な粉を、しかも明らかにほかと色が違うところをうっかり踏む怪人の注意力もどうしたものか。
怪人に襲われていたと思しき人々が、軒先で勝利の雄叫びを。

その中にいたひとりの女性が、シャクティマーンに思いを馳せる……様子。

そうそう、このたびの怪人退治にはまったく必要なかったシャクティマーンはどうしているのだろう。

いつの間にか囚われの身ではなくなっているぞ。
いや待て。座ってるシャクティマーンもいる。

ちょっとびっくりした表情のシャクティマーンだ。それもそのはず、自分の目の前に自分が現れたのだった。

出た。特撮ヒーローなら避けては通れない〈にせ〉。
日本の〈にせ〉は靴のつま先が尖っていたり目がつり上がっていたりマフラーが黄色かったりしてわかりやすいのに対し、インドの〈にせ〉は見た目まったくそのまんまで区別する記号がない。
オリジナルを徹底的に模倣した〈にせ〉の中の〈にせ〉。さすがはインド、子供相手でも遠慮なしだ。
そして悪の司令に命じられた〈にせ〉シャクティマーンは街へと繰り出し、ひと暴れしたあと車の上に仁王立ちで、なにごとかを宣言。驚く市民たち。どうなるシャクティマーンワールド。つづく!
……。
……どう続いたのかは知らない。ご存じの方はぜひご教示を。
さて、帰ってきてから検索してみると、シャクティマーンは普段新聞社で働いているそうだ。……どこかで聞いたことのあるハナシだが、きっと偶然だろう。
DIAMOND COMICSから、アメコミ調のマンガも出ているという。このサイトでは次のようにシャクティマーンを紹介している。
Shaktimaan: Every young boy's dream idol, every young boy's inspiration, yes that is what is Shaktimaan, lover of truth and an enemy of all evil. His birth has been to wipe off all evil from this earth. Filled with yogic powers and a tower of strength and energy, he is a friend of society and especially weaker section of society. Children will fall in love with Shaktimaan.
シャクティマーンとは:少年たちみんなが夢見るアイドル、少年たちみんなが感化される、そう、それこそシャクティマーン、真実を愛し、あらゆる悪に敵対する人なんだ。地球上からすべての悪を消し去るために彼は生まれた。ヨーガの力に満ち、頼りになり、元気いっぱい。彼は社会の、とりわけ社会のなかでも弱い層の味方だ。子供たちはシャクティマーンに首ったけになるぞ。
ヨーガの力か。少なくともわたいが観た様子では発揮されていなかった。満ちているだけで発揮はしないのかもしれない。残念だ。
さあ、よい子のみんなはそろそろシャクティマーンにフォーリンラヴかな?
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コメント
シャクティマーンは弾丸をはじいたり、地球を逆回転させたりすることはできるのでしょうか。
気になります。
投稿: quark | 2007.01.11 23:18
>quarkさん
>>シャクティマーンは弾丸をはじいたり、地球を逆回転させたりすることはできるのでしょうか。
捕まっているところと座っているところしか観ていないので、彼のすばらしい(であろう)特殊能力をしっかりお伝えできないのが残念です。
投稿: ANCHOR | 2007.01.11 23:50
恐らくは、「オレだって修行さえすれば」と訪れる日本人
へ向けた
”今時インドの山奥で修行してもこの程度よ”という戒め
ではないかと。
恐るべしミスターK。
今年もよろしくお願い申し上げましょう。
投稿: mawi | 2007.01.12 02:19
>mawiさん
新年あけましておめでとうございます。
>>恐らくは、「オレだって修行さえすれば」と訪れる日本人へ向けた
>>”今時インドの山奥で修行してもこの程度よ”という戒めではないかと。
お陰様で、ひとりインドに残って山へ分け入るような愚挙を犯さずに済みました。
>>恐るべしミスターK。
そしてありがとう、ミスターK。
本年もよろしくお願い申し上げます。
投稿: ANCHOR | 2007.01.12 23:57
この形態のシャクティーマーンは、ダッシュいくつですか?
投稿: あいざわひろし | 2007.01.13 11:00
>あいざわひろしさん
>>この形態のシャクティーマーンは、ダッシュいくつですか?
これこそが、インド人が発見したと言われている ゼロ ではないかと思われます。
投稿: ANCHOR | 2007.01.14 00:00