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2005.04.28

スタートレックを語りに語る

先週土曜日、4月23日に縁あって集団で京都に出かけた。

さらにまた縁あって、スタートレックファンなら知らない人はいないだろう、DS9ファンならなおさら知らない人はいまい、というSTFAN.COMの丹羽正之さんが企画運営されている「STファン放送局」に参加した。

題して『スタートレック・ファン座談会 in 京都』(前半)。

参加されたみなさんが“実写版”について熱く語られるなか、ひとりで“まんが宇宙大作戦”をプッシュして、べらべらべらべら放言に放言を重ねてきた。

興味を持たれた方はどうぞこちらへ。

■STファン.com
「STファン放送局」 第4回
 http://www.stfan.com/
 ※放送期間(MP3ファイルのダウンロード可能期間)は、今日からおよそ1週間。

■STファン放送局 ~スタートレック・ファンのためのボイスブログ~
 http://www.voiceblog.jp/stfan/
 ※(おそらく)放送期間の限定なし。

この次は後半がリリースされる予定。そこではわたいがTASについて放言していないので、かなりきちんとした内容でお楽しみいただける、はず。

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2005.04.26

“入れ”

銀座のアマンドでは、酔ったおとーさんが言い訳がてら自宅に持ち帰るための甘~いお菓子が売られている。

ドーナツのようでドーナツではないその菓子は、リングシュークリーム。

PICT4735.jpg

5個入れ

……。

「はいれ」  ドーナツに命令?

「いれ」  声に出して読みたい日本語。


で、値段なりの味はするのか、リングシュークリーム。

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2005.04.21

実写版フロッガー

その昔、コナミのアーケードゲームにFROGGERというのがあった。

画面の下からカエルを操作して道路や川を渡り、画面上に並ぶ5つの巣に5匹のカエルが入ると1面クリア、という単純なゲームだ。

今日、雨が降る蒲田の路上で、フロッガーの実写版が繰り広げられていた。

PICT4799.jpg


轢かれるな!

コンビニ前から出発したカエルは、軽トラック1台の下をくぐり、群れをなして通り過ぎた6台の自転車を避けながら道路を渡る。

正確には、「きゃー」「なに!?」「カエル! カエル!」「ひゃーっ」という黄色い声とともに、自転車が避けていた。

PICT4801.jpg


1匹クリア

見事渡りきったカエルの気持ちを体感したい方は、こちらへどうぞ。

Froggster
 名前を入れてから、Enterキーでスタート画面に。
 カエルの移動(上下左右)はカーソルキーで。





ちなみに、この「Robotube Studio」にはほかにも懐かしのアーケードゲームのブラウザ版クローンが置いてある。

Invaders 2002
 オリジナルと今風、二種類のインベーダーを選択してプレイ。
 名前は入れても入れなくても、Enterキーでスタート画面に。
 スペースキーでスタート。
 カーソルキーで左右移動。
 スペースキーでミサイル発射。

Galagon 2004
 スペースキーでスタート。
 カーソルキーで左右移動。
 スペースキーでミサイル発射。

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2005.04.20

予告「温麺からジンギスカンへ」

2005年4月19日、13時45分。外に出ていた上司から仕事場に緊急呼び出し通信が入った。

温麺に動きが
すぐ行きます

前夜、最終回がエントリーされたのを見ていたかのように、新店舗に動きがあったようだ。

急ぎ駆けつけると、店のカウンター内に浅黄色の作業着を来た男性がひとり。カウンターには業者らしき男性がひとりと、ぴしっと背広を着こなしたロマンスグレーの初老男性がひとり座り、何やら話し込んでいる。

PICT4795.jpg


ロマンスグレーがこのビルのオーナーらしい。

しばらくして出てきた業者らしき男は、停めてあったトラックに乗って去っていった。

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荷台には生ビールのタンクが積まれている。飲料関連の納品業者なのか、ハリマン店長らが置いて逃げたタンクや瓶類を回収に来たリサイクル業者なのかはわからない。

PICT4797.jpg


続いてロマンスグレーが店を出、作業着が入口の鍵をかけた。

ここで思い切って作業着に声をかける。

すみません。ここ、新しく店が入るんですか?

怪訝そうな表情の作業着。

はい? ああ、そうですね

いつからですか?

いつからって、決まってはいないんですけどね

あれ? 先日の三人組は6月と明言していたぞ……。

すると、ちょっと離れた場所から険しい表情でこのやりとりを見ていたロマンスグレーが割って入ってきた。

何か?

いえ、ちょくちょく食べに来てたもので。突然なくなってしまってどうしたのかなあ、と

かつての客だとわかると急ににこやかになったロマンスグレーは、冷麺専門店についてこう言及した。

ああ。あれは、冬のメニューを作れなくてね

やっぱり

夜逃げの原因は、“間に合わなかった温麺投入”だったか。

来てたの?

ええ、まあ

美味しかったんだけどね

しっかり食べているのか、オーナー。えらいぞ。

今度、順調に行ったらアレが入るよ、アレ

なんですか?

アレ。えーと、なんだ、アレだ

そう言いながらロマンスグレーは、両手人差し指と親指を伸ばしてそれぞれの先端が接するようにし、残りの指を軽く握って見せていた。

なんだその手は。

オージー・ビーフか。

ジンギスカン

その手の形が“ジンギスカン”なのか!?

また来てやってください

きっちりと営業トークで締めたロマンスグレーは、いつの間にかやってきた黒塗りのセダンの助手席に乗り込んでどこかへ消えた。

われわれは作業着に会釈をし、現場を後にした。

オーナーがびしっと示したオージー・ビーフの手には軽く度肝を抜かれたが、短い会話から重要なことをいくつか知ることができた。

・次の店との正式な契約はまだ済んでいない(推定)
・次の店はジンギスカンがメイン(確定)
・オープンは公式には未定(非公式には6月頃)
・ジンギスカンを表わす手の形はオージー・ビーフと見紛うばかり(オーナー直伝)

まだしばらくは、定期巡回を欠かせそうにない。

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2005.04.18

温麺XX All Good Things...

3月22日に侵入者を許した冷麺専門店はすぐにでも艦のコントロールを奪われそうな雰囲気だった。
我々は4月1日に向けて動きがあるのではないかと予測していたのだが、まったく動きのないまま4月を迎えてしまった。

背広+ヒップホップとの商談は流れてしまったのだろうか……そう思いつつ昼飯に向かう途中、窓の中のカウンターの上に、寸胴やらお椀やら大量の割り箸やらが置かれているのに気が付いた。

PICT4732.jpg


冷麺専門店ののれんや什器もそのままだというのに、荷物の搬入!?

PICT4733.jpg


いや、これは冷麺専門店の寸胴と、冷麺/温麺用の金属の丼ではないか。

捨てるのか!

捨てるならくれ!




入口の扉は開いており、中には三人の男たちがたむろしている。

昼休みなのか、何も作業をしている様子がない。

とりあえずこっちも腹が減っているので飯を食い、戻る途中で再び覗いたところ、三人は作業をするでもなく、ぼんやりとタバコを吸っていた。

上司の指令が下る。
取材だ

同僚のかけ声が響く。
最~初はグー! ジャーンケーン……

なぜか乗せられてしまい、ジャンケンに加わる上司とわたい。
ポン

上司パー、同僚パー、わたいグー。

勝負がつくと同時にわたいは入口から正面突破し、できるだけ朗らかな感じで声をかけた。

すんません。こちら、なんの店になるんですか?

不審そうに振り返った男たちは一瞬怪訝な表情を見せる。タバコを持つ手はそのままに、それでも最低限の礼を尽くして応答してきた。

ジンギスカンです

ジンギスカン?

ジンギスカン

ジンギスカンだと?

ここでも羊か

羊ブーム、衰えを知らず。それとも我々が羊を呼んでいるのか……?

北海道から来られたんですか

ええ、まあ

いつからですか?

はい?

いつオープンですか?

6月です

6月オープンなのに今から入って作業するのか。
6月オープンだからこそ今はまだタバコ吸ってるのか。

決着はついた。
ついに冷麺専門店が戻ってくることはなくなったのだ……。

この艦は改装され、羊の脂を推力にしたジンギスカン屋に生まれ変わるという……。同じ通りの並びにオープンしたばかりの「羊酔亭」も、いきなりのライバル出現にうかうかしてはいられないぞ。がんばれ、岡ちゃん。

新橋のジンギスカン金太郎も4月中旬に2号店をオープンさせるらしい。

0031_I.jpg
撮影 by 上司


至る所、羊が席巻。
もはや赤坂に温麺の席はないのだろうか。

さらば温麺。

さらばハリマン店長。

さらば饒舌な新店長。そしてちょい役だった下の居酒屋ワンポイントのママ。





 24世紀。エンタープライズDの冷麺専門デッキに入ってくるピカード。突然の来訪にクルーは戸惑いを隠せない

ライカー「何か問題ですか?」
ピカード「いや、そうじゃなく……ちょっと、寄ってみただけだ。冷……いや、温麺を食べてみたくて……おじゃまかな?」
ライカー「とんでもない。どうぞ」
デイタ「店長をやりますか」

 と、寸胴を渡す

ピカード「お。じゃあそうするかな。こう見えてもな、若い頃は飲んだら必ず食べて帰ったもんだ」

 ふと寸胴の中の麺をほぐす手を止めたピカードは、クルーを見回す

ピカード「……もっと早く来ればよかったな」
トロイ「いつでも歓迎です」
ピカード「よーし。ビビン葛温麺。梨のトッピングはなしだ。スープはどれだけかけてもいいぞ」

 銀色の器に盛った葛麺とスープの入った金属の急須を配るピカード。エンタープライズDは温麺を乗せ、果てしない銀河を冒険し続ける……





……ところで大阪本店を攻略すると宣言していた同僚、音無しの構えだがその後どうなったんだ。

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2005.04.17

マトン、ラム、マトン:4月1日

羊熱に火が点いた三日目、新入社員を中華で歓迎したあと、またカムイへなだれ込んだ。
充分食ってきたにもかかわらず、ジンギスカンを注文。

PICT4536.jpg


しかしこの日も主役はめ丼だった。

いただきます。

PICT4607.gif
食いっぷりのいい上司と同僚


大満足。

全身羊臭くなりつつ、羊尽くしの三日間が終わった。

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2005.04.16

マトン、ラム、マトン:3月31日

羊熱に火が点いた二日目。

上司と同僚が仕事場の裏の通りで「羊」の看板を掲げた店を見たという。

裏の通り?

ということは「温麺通り」の並びにあるわけだが……今までそんなのあったか? あればとっくの昔に行っているはずだ。

目撃証言によれば、3月下旬に気が付いたということだ。新規出店か。では早速攻めねばなるまい。

すぐに有志を募り、仕事を済ませて乗り込んだ。総勢5名。

PICT4652.jpg

いかにも昔からありましたよと言わんばかりに古ぼけた店構え。

屋号は『羊酔亭』。

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さっぱり見覚えがないので、やはり最近できた店なのだろう。

半地下のワンフロアには、4人がけのテーブル席がふたつ、6~7人座れるテーブル席がひとつ、あとは3人程度座ろうと思えば座れないことはないカウンター。調理も接客も店主ひとりで切り盛りするこぢんまりした店だ。

まずは肉を焼かせていただこうということで、ジンギスカンを注文。

PICT4476.jpg


ジンギスカン鍋のラム肉。この店の肉は、予めタレに漬けてある。
北海道でも、「焼いた肉にタレを付けて食べる派」と「タレに漬けた肉を焼いて食べる派」がいるそうだが、これまで新橋、銀座、赤坂見附に出店している店は前者だった。ここへきて、後者の派閥が羊戦争に名乗りを上げたことになる。

PICT4477.jpg


ジンギスカン鍋の野菜。もやしは既に湯通ししてある。

PICT4480.jpg


このぐらい火が通ったら、裏返してちょっと炙ればできあがり。

肉を追加しながら6~7人前を焼いて焼いて焼きまくり、各自ジンギスカン鍋を満喫する。
胃にまだ余裕があるところで鍋を替え、しゃぶしゃぶへ移行。

PICT4486.jpg


そう、この羊酔亭は焼き、しゃぶ、両方を提供しているのだった。

PICT4485.jpg


しゃぶしゃぶのラム肉。タレに漬け込まれていないので、色が鮮やかだ。
銀座にある「ラムしゃぶ 金の目」の生肉と比べると、圧倒的に分厚い。しゃぶしゃぶで大丈夫なの、というくらいのボリューム感にややたじろぐ。

しかし湯に入れると見る見るうちに色が変わり、あっと言う間に食べ頃になった。

PICT4490.jpg


醤油系のタレにつけていただく。これもまた、食べ応えがあってうまい。
しゃぶしゃぶ用のもやしは、湯通しせず生のままなので、自分で適当に茹でること。

PICT4483.jpg


品物と値段の間がえらく離れている手書きのメニューには、なぜかウーロンハイだけ値段が書かれていない。

時価か?


さて、“羊酔亭”を検索したら数件がヒットした。

しゃれっとのBBSによれば、3月21日(月)に開店したそうだ。店主の愛称も判明した。

元ル・ヴァンの岡ちゃんが赤坂にてジンギスカン料理の店をOPENします(*^_^*)
(中略)
みんな岡ちゃんに酔いに行ってね~(^_^)v♪

岡ちゃん。

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岡ちゃんの店に集う仲間たちよ。

開店祝いに花瓶くらい買ってやれ

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2005.04.14

マトン、ラム、マトン:3月30日

バーレーンのサムターンだかサルミーンだかいう男が鮮やかなシュートを決めた夜だった。
赤坂から新橋に移動しておでんをつついていた我々は、急にあるものが食べたくなった。

その名は、め丼

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め丼(めどん)とは赤坂見附に近いジンギスカン「カムイ」が“お昼のカムイ”としてランチメニューに紹介していた食べ物だ。

ところがある日の昼のこと。ひとりでふらっとカムイへ入り、決め打ちでめ丼を注文したら、「昼は出しません」と言うではないか。

“お昼のカムイ”じゃないのか

自分とこのウェブサイトの「メニュー」にもそう書いているのに、一体なにごとだ。
炭焼きジンギスカン専門店「真打」カムイ

断られてから周りを眺めると、以前にはあった「昼にめ丼あり」と書かれた品書きが店内から消えている。

ないと言われると余計に気になるものだ。そのとき応対してくれたのはアンタッチャブルの柴田くん(仮名)ではなく、新人さんらしい若人で、親切にも奥へ入って昼に出せないかどうかをダメ元で確認してくれた。

まあ、ダメなものはダメだったわけだが、め丼とはいったい何者なのかは教えてくれた。

ご飯に目玉焼きが載ってるんです。だからめ丼

目玉焼きの「め」か

じゃあ、また今度、夜に食べにきます

そんなわけで、ただ目玉焼きが載っているだけの飯を、大の男が三人打ち揃って食べに行ったわけだ。

突然“め丼態勢”に入ったため、同僚がわざわざiモードで店の電話番号を調べ、上司がわざわざ電話して営業時間とめ丼が食べられるかどうかを確認して、食べに行ったのだ。

め丼だけ注文してもいいですか

上司は電話でそんなことまで聞いていた。

いいって(喜)

いいんだ。

満員の銀座線で新橋から赤坂見附へ。「3000円で飲みませんか」と誘う客引き軍団をなぎ倒してカムイに突入。

カウンターに三人並んで座り、頼むものは決まっているくせにおもむろにメニューを見る。

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め丼、300円。

……あれ? 300円のだけ?

もう一度冒頭に掲げた“お昼のカムイ”を見ていただきたい。

北海道北見市“名物”「め丼」
[並]三〇〇円
[大盛]四〇〇円
[特盛]五〇〇円

三種類あるはずだ。

わざわざ新橋から戻ってきたのは、実はこの三種類にどのような違いがあるのか、ただそれだけが知りたかったからなのだ。

め丼は一種類しかないのか、と尋ねるわたいたちの口調はやや詰問調になっていたかもしれない。

その夜、我々の前に立っていたのは、昼間にわたいがめ丼を注文したときと同じ若人だった。

ありますよ

そうだろうそうだろう。いただこう。三種類、一つずつ。

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[並]は普通盛りのご飯に半熟の目玉焼きがひとつ。
[大盛]は大盛りのご飯に半熟の目玉焼きがひとつ。
[特盛]はご飯も目玉焼きも[並]の倍。

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単純そうな丼だが、うまい。

白ごまと青のりに加え、米にはタレがかけてある。どんなタレなのか若人に尋ねても「教えられません」とやんわり断られた。

いただきます。

PICT4449.gif
食いっぷりのいい同僚


め丼だけ注文してもいいかなどと聞いておきながら、実はちゃっかりジンギスカンも二人前注文してビールなんか飲んでしまったりもしていた我々は、め丼に肉を載せるアレンジなども試してみた。

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撮影 by 上司


これもまたうまい。

北見市民は全員このような丼を食いながら日々生活を送っているのだろうか。

すっかり満足した頃には、最終電車もすっかり終わっていたのであった。

この日から、なぜか羊熱に火がつき、連続して羊方面を攻めることになるとは、め丼に満足した我々は思ってもいなかった。





おまけ:
帰り際、拡張して40人程度が座れるようにしたという地下を視察させてもらう。1階は相変わらずもうもうとした煙で霞んでいるが、さすがに地下はそれぞれのコンロの上に煙を吸うパイプを配し、空調も万全だそうだ。

CIMG0059.jpg
撮影 by 上司


煙は“演出”で、わざと籠るようにしている、と店の説明だった。開き直りとも取れるが、煙が苦手な向きは地下へどうぞということだろう。

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煙で燻された身体に。店の出入り口にはファブリーズが置かれるようになっていた。オープン当時と比べれば進歩だ。

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2005.04.12

温麺XIX 謎の潜入者

看板の電気を切られ、シャトルを失った冷麺専門店。

もう復活の期待は持てない」と多くのみなさんを失意のどん底に叩き込みながら、3月中旬も動きのないまま過ぎ去った。

このままフェードアウトするのかと思われた3月22日。遅い昼飯を摂って仕事場へ戻る途中の上司とわたしの視界に、いつもと違う冷麺専門店の風景が飛び込んできた。

扉が開いている

ただ開いているだけではない。中に人が入って何か話し込んでいるではないか。

ハリマン店長でもなければ新店長でもマネージャーでもない。
もちろん背広や赤パーカーでもない、新手の人物の登場だった。

DVC00001.jpg
撮影 by 上司


ガラスが反射して見づらいが、中では背広の男性ふたりとヒップホップ系の私服に身を包んだ男女が、雑居ビルのオーナーらしき初老の男性から話を聞いている。

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撮影 by 上司


ここは11月からもう……」「居抜きで借りたら……」などという会話が断片的に聞こえてくる。

11月からもう……だと?

中に入って一緒に聞かせろ!

しかしそれは叶わぬ願いだ。

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撮影 by 上司


油断していたわたいは商売道具のカメラを持っていなかった。上に掲げた写真は上司が携帯電話のカメラで撮影したものを提供していただいた。

いったん撮影を打ち切り、急いで仕事場に戻ってカメラを手にすると、ふたりとも無言で現場にとって返す。

冷麺専門店では、まだビルオーナーの説明が続いていた。


PICT4395.jpg


入口の看板は好きなように変えてもらっていいですから
初老のビルオーナーが言う。

そらそうやろ。入口の看板だけは「珍麺」のままにしといてもらいたいんですとは言わんやろ。
一同はぞろぞろと連れだって田町通りへ出ると、なにやら密談を続ける。

PICT4394.jpg


おそらくロケーションの話でもしているのだろう。
言ってやれ、ビルオーナー。この場所は縁起悪いぞ、と。

CIMG0039.jpg
撮影 by 上司 with EXILIM


再び店内に戻ってきた彼らは、室内をあれこれと点検し、厨房を覗いてみたりしながらしばらくの間熱心にビルオーナーとしゃべっていた。

居抜きで”この艦を乗っ取るつもりか。
それでいいのか、ハリマン。
ていうかホント、キミらどこに逃げたんだ。

次回、最終回。

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2005.04.11

温麺XVIII 悲しみの星に消えたシャトル

動きが少なくなって以来、巡回ペースが落ちている冷麺専門店方面だが、まったく動きがないわけではない。

2005年3月上旬の冷麺専門店について報告しよう。

3月2日。上司から入った緊急連絡は、入口の看板に灯っていた電気が消えた、という内容だった。

PICT4073.gif


これまで煌々と点いていた明かりが、ついに消えた。吹っ消し婆の仕業でないことは確かだ。

翌3日。入口から中を覗いてみると、見慣れた景色に違和感を感じた。
おや? 台の上に置いてあったおしぼり保温器とおしぼりのストックがないぞ。

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業を煮やしたおしぼり業者が回収したのか。

同3日。表に停めてある自転車 シャトルには、撤去の警告が。

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地域のゴミ箱として、通りすがりの方々に重宝されたシャトルだが、ついに行政の魔の手が伸びてきたと見える。イエローアラートだ。

3月8日。シャトルに対する警告のステージが上がった。レッドアラートである。

PICT4285.jpg

撤去します。
特徴 シルバー
平成17年3月 9 10日 撤去
放置場所 西新橋2-6 赤坂3-16

よくよく見ると、あちこちに書き換えた跡がある。日付も住所も、番地も後から手を加えているが、行政は何を慌てているのか。あるいは西新橋で書き間違えた赤札を使い回したか。そんな扱いがお似合いなのか、冷麺専門店のシャトル。

警告期限は3月10日。

10日には撤去されると思い何度か見に行ったが、その日いっぱいはまだそのまま置かれていた。
しかし11日になって、シャトルは消えた。

PICT4377anime.gif


冷麺専門店のクルーが戻ってくれば、即その足となって活躍するはずだったシャトルは失われた。

店の中を覗けば、3月8日から投げ込まれていた東京電力の告知チラシ。

PICT4282.jpg

停電のお知らせ

電気設備の定期点検のため、下記により停電させていただきます。
3月18日(金曜日)
午前8時30分から午前9時00分ごろまで

関東電気保安協会


ご心配なく。もうとっくに停まってますから

主のいない部屋でがんばってきたさしもの観葉植物も、長い水枯れに辛抱できずすっかり枯れ切った。

PICT4402.jpg


“近々オープン”する話はなんだったんだ、赤パーカーよ。

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2005.04.10

スタミナ丼

謎めいた訓話で人心を惑わす山内雅夫の毎日の星占いで、訓話のネタが切れた山内先生が決まって繰り出すフレーズが「スタミナが不足する」だ。

先週わたいはスタミナ不足と指摘されたので、スタミナを補充しておかねばならない。「ドーンとスタミナ、自慢のスープ」でお馴染みの天下一品へ行こうかと思ったが、それは月末に予定されているイベントに譲るとして、自宅で手軽にスタミナを摂取することにした。

レシピはこちら。

スタ丼(スタミナ丼)の作り方

工程1、合わせ調味料の作り方にある「中華スープの素」は当家にないので無視。「少量の水」は「日本酒」に替える。

工程2以降はレシピのまんま。

米二合が炊きあがってから作業を始め、蒸らしている間にできあがりの簡単さだ。

PICT4699.jpg


卵は勢いにのって二個。

サイドメニューにはレタスのサラダ(ちぎっただけ)。

PICT4692.jpg


日向夏ドレッシングはいただきもの。必要以上に酸っぱくない。


食ったから、寝る






■日向夏ドレッシング
株式会社マスコ http://www.masuko-net.com/


■食ったから寝る
ルパン三世 カリオストロの城 ※音量に注意

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2005.04.08

続・赤い水棲

席を外して帰ってきたら、タコ星人の様子が変わっていた。

PICT4656.jpg


だ、誰?

メキシコ土産のマスクをかぶり、路線を変更したタコ星人の陰に、身を潜めるジェットくん。

PICT4676.jpg


にやり。

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2005.04.06

しくじった

イメカさんのあ★空間通信で知ったアニメ新番組を予約録画していたつもりだったが、「ガラスの仮面」も、「攻殻機動隊S.A.T. 2nd GIG」も、曜日をご丁寧に一日ずつ間違えていて、録り逃した。

攻殻はこうして今、途中から観ているからまだいい。

ガラスの仮面は完全に見逃した。
仕方がない。一話目はこれに代えて我慢しよう。

= 番外編 = マヤ、紅天女を目指すのです!
 (うさぎ軍団 2005 )
※スピーカーの音量に注意

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2005.04.05

赤い水棲

水曜どうでしょうの前枠と後枠に、ミスターが扮する謎のタコがたま~に登場する。
だいたいくるくる回っている。

コメジルシ。(縮小中)のナゴさんが作成したタコ星人回転バナー。→タコ星人回転バナー

ミスターはくるくる回るのが好きらしく、別にタコに扮していなくてもしばしばくるくる回っているが、とりわけタコのときにはくるくるくるくる回るのだ。

そんなミスターを偲んで、去る2005年2月7日に札幌雪まつりの特設店舗で売り出されたのが、「タコ星人8(パ)-カー」だった。

「タコ星人」と名乗ってはいるが、ネタ元は明らかにクレクレタコラだ。

 ■クレクレタコラ
  ふぁいる{その1}~クレクレタコラの巻~ (禁断のハイブリッドマニアック)

  クレクレタコラ ※スピーカーの音量に注意

主題歌を篠原ともえがカバーしていた。ファーストアルバムの「スーパー・モデル」に収録されている。

そんな由来の「タコ星人8(パ)-カー」が北海道から直送されてきたので、袖を通してみた。

PICT4648.jpg


仕事場で着るには、派手。

暖房の効いた部屋では、暑い。

首のあたりにぶらさがっている“足”は脱着可能。ボタンで留める仕組みになっている。ただし、そのボタンが緩いのでちょっと触っただけでも落ちることがある。あんまり激しくくるくる回ると飛んでいきそうだ。装着したまま街を歩いたり満員電車に乗ったりすると、三日も経たないうちにすべての足がなくなることだろう。

ちなみに、仕事場のみなさんからは
首のボタンには、オプションでもっと長い“足”を
マフラーを兼ねた“足”にすればよい
顔を上げるとタコのよさが失われるので、なるべく下を向いて過ごせ
などなど、積極的かつ温かい言葉が寄せられた。

ありがとう、仕事場のみなさん。しばらく置いておくので、着たいときはいつでも言ってくれ

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2005.04.04

滅多にない、という意味なんだ

「ありがとう」と表記するとき、あなたはどう書くだろうか。

3月8日、麻布の某所で見た看板。

PICT4279.jpg

有難当う

“当”は要るのか? “と”と読ませるのか?

3月31日、赤坂で拾ったタクシー車内で見た表示板。

PICT4495.jpg

有難とう

“と”は送るのか? そこは音便なのではないのか?

考え得るバリエーションをgoogleで検索してみた。

 ありがとう 約8,470,000件
 ありがたう 約16,900件
 有難とう  約1,550件
 有りがたう 約1,510件
 有りがとう 848件
 有難たう  499件
 有難当う  68件
 有り難当う 2件
 あり難とう 2件
 有りが当う 1件
 あり難当う 0件
 あり難たう 0件

語源由来事典で「ありがとう」をひくとこうある。

「有り難し(ありがたし)」は、「有る(ある)こと」が「難い(かたい)」という意味で、本来は「滅多にない」や「珍しくて貴重だ」という意味を表した。  「ありがとう」

「有難とう」も「有難当う」も、自らが語源を体現していたのであった。

ありがたやありがたや……なまんだーぶ、なまんだーぶ。

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2005.04.02

都会の真ん中で車を停める

都会の真ん中で車を停めるのは大変だ。
駐車場を探すのも一苦労だし、ようやく見つけてもパーキング代がバカにならない。だからと言って路上駐車をすると罰金とレッカー移動が待っている。

それでも都会に生きるあなたに朗報。

2005年4月1日、金曜日。外堀通りに新しい無料パーキングが誕生した。

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上下線の真ん中にあるムダなスペースを有効活用した新しい駐車場は、“半立体駐車方式”という新しい概念で設計されている。

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パーキングに入るときは、加速して進入し、できるだけ勢いよくアクセルを踏むのがコツだ。

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待望の新パーキング登場に、街の人々も熱い視線を送っている。


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駐車中は、国家公務員による万全な警備が行なわれる。大切な車へのいたずらや、盗難の心配もない。

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駐車場が目的地から遠いときだって大丈夫。送迎バスが横付けし、東京都の専門職員がそばまで連れて行ってくれるという至れり尽くせりのシステムだ。

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さあ、新パーキングをうまく活用し、赤坂の街を思う存分満喫しよう!

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2005.04.01

チロルきなこちょこストラップ

酔って帰ると、途中で無駄遣いをする傾向がある。
気持ちが大きくなっているわりには、あとで冷静になって眺めてみると安いものしか買っていないのだが、そのときは二ッポソ放送の支配権でも得たかのような勢いで買ったつもりでいるものだ。

セブン-イレブンで「チロルチョココレクション」を発見。

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中に入っているのはチョコそのものではなく、チロルチョコのパッケージを模したストラップだ。

お、きなこもちのストラップがラインナップに入ってるぞ。

酔っぱらいの特典なのか、なんの根拠もない自信が全身に満ちる。

これだ!

買って帰って、開けた。

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出た。

酔っぱらいの勢い、侮れず。

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でも、一緒に入ってたおみくじは「末吉」。

総合運☆半分
今は勢いに乗らない時、
じっとチャンスを待って。

いや、今勢いに乗ってあんたを買い求めたのだが。
LUCKY COLOR きいろ

まさに、きなこもちがそうだった。

今日、エイプリルフールの運勢はいいのか、悪いのか。







追記:きなこもちピラミッド

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下から20円チロル、10円チロル、ストラップ。

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