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2000.07.11

大雨と小料理屋の大将

不・不在通知 No.0132(2000.6.11)で不・不在通知の存在意義について御託を並べたところ、どうやら泣き言・繰り言の類に聞こえたらしく、各方面から励ましのお便りを頂戴した。励ましのお便りをくださった、あなたにあなた!(なんや各方面てふたりやん(笑)) どうもありがとう! これでこの先も、なんの疑問ももたずに不・不在通知を続けていけることだろう。
ところで世間では梅雨である。梅雨といえば雨。
雨といえば、7月4日に雷を伴って東京都内を襲った大雨で、仕事場のある赤坂では、会社の前の「山王下」交差点が完全に水没し、通行する車はヘッドライトまで水に埋まりながら走っていた。
交差点で立ち往生して動かなくなった車が数台。打ち棄てられた車も数台。弊社ビルの一階も、山王下に流れ込む水の勢いがみるみる増してきたため、もう少しで水に洗われてしまうところだったが、ぎりぎりで雨足がゆるくなって助かった次第だ。
たまたまその日はバイクで出勤していたため、弊社ビルの前の歩道に停めていた愛機RZRはエンジンの下側が激流で洗われて、すっかりきれいになった。上流から流れてきたゴミがたくさん引っかかっていたのはヤな感じだったとはいえ、交差点近くに停めていたバイクはことごとく流れに押し倒されて冠水し、電気系をショートさせたり給排気系に水が流れ込んだりで壊滅していたことを思えば、鳥にふんをひっかけられた程度の、被害とも呼べない被害で済んでよかった。
水の引いた深夜の交差点で、近所の小料理屋「鍛冶屋」の大将が、動かないスクーターのハンドルを握りながら遠い目をしていた。わたいには何もしてあげられることはなく、「また近々行きますわ」と役に立たない言葉を残して去るのが精一杯であった。しかしまだその店には飲みに行っていないのである。
すまん、大将! でもあなたの店、安くないからそうしょっちゅうは行けないのだ!(なんやそれ。追い討ちかい)

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