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1998.05.26

ナンバープレートを選べ

四輪のナンバープレートが選べるようになった。正確には下4桁のナンバーに限ってリクエストが可能になった。そうなればかねてから狙っていたあの番号を入手する任務に取り組まねばなるまい。
というわけで解禁翌日の5月7日木曜日、神戸は魚崎にある兵庫県陸運支局に足を運ぶと予約センターで早々に手続きを取ってきた。綺麗に数字が並んでいたり縁起がよさそうだったりする人気番号は最初から抽選が条件となっていて専用の申込用紙が用意されている。
わたしは一般用の申込用紙に車検証に基づいて必要事項を記入した。捺印は不要だ。これを窓口に渡すとその場で希望番号の可否を検索し、受注生産となるプレートの代金と引き換えに予約証が渡される。
プレートは大きさや、ただのペイントか字光式と呼ばれる夜中にぼんやり光るやつかで値段が違うが、どこにでもある乗用車のプレートは前後2枚一組で4,100円也、だ。
出来上がったプレートは指定された日時から1ヵ月以内に引き取り、陸運支局で正規の登録変更手続きを済ませなければならない。わたしの場合予約日から12日後の5月19日がプレートの出来上がり日だった。早速手続きだ。
受け取り時に持参する書類は「希望ナンバー予約証」、「車検証」の2種類だけ認印は当然持って行こう。後は10mmナットを回すレンチとプラスドライバー、ラジオペンチだ。
用意が出来たらナンバーを交換する車に乗って陸運支局へ。
到着したらまず前後のナンバープレートを自力で外す。この時封印を解くのにペンチが必要。
外したプレートは返納窓口で返すのだが、一緒に「希望ナンバー予約証」を見せないと、おっちゃんの一存で廃車にされるため注意すべし。
ここで35円を支払い必要な書類一式を買ったら登録変更窓口へ向かう。書類に記入・捺印して指定の窓口に出すと、ここが違う、あそこが足りないと熱心に添削してくれるので、先生のおっしゃる通りに修正する。番号変更の理由を空欄にしていたら、「破損のため」と書くように指導された。
書類が通れば新しい車検証と封印取り付け依頼書をもらえる。
続いて自動車税関連書類を指定の窓口へ持っていくが、これはただ提出するだけ。
ようやく予約センターに足を踏み入れる。予約がきちんと通っているか確認した後、カウンターで予約証と封印取り付け依頼書を渡すと、引き換えにプレートとネジがもらえる。
陸運支局到着から1時間、遂に新プレートと邂逅した。
新プレートをもらったら車を駐車場から封印場に移動させ、自力でプレートを前後に取り付ける。そのまましばらく待っていると、係の人がやって来て車検証に記された車台番号と実際の車が一致しているか指差し確認を行ない、後プレート左側のネジ山を封印。以上で手続きは終了である。
というわけで、プレート交付代金4,100円(中板・ペイント式一組)と書類代35円、〆て4,135円。高いか安いかと問われれば高いが、精神的な満足は何物にも代えられないだろう。
これでわたしのMini MayfairベースCooperガレージチューン仕様(87年式)は、登録ナンバー「神戸XXX●1701」だ。ミスター加藤、1/2インパルスパワーで、発進。コース…….あっちの方だ!

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1998.05.25

再び、天下一品元町店

前回の天一では貼り紙に惑わされて「あっさり」スープを注文し、己の誤った判断を呪ったものだが、今回はその報復をすべく天下一品元町店に足を運んだ。金曜の夜10時半という時間帯は酔客にも好まれるのか、なかなかの繁盛ぶりだ。出口に最も近いカウンター席をようやく確保したわたしは、迷うことなく「こってり」の大を注文し溜飲を下げた。そこへ集団でやってきた若者5人。その口ぶりと言葉遣いから推定するに、関東地方からの観光客のようだ。関西に遊びに来て、天一に飛び込むとは感心だ。よい経験と思い出になるだろう、と熱い涙を流すわたしだったが、彼らが口々に出した注文を聞くなり、それは悲憤の涙に変わった。「あっさり」4人前とは何事だ! わざわざ天一に入らずともどこででも食えるだろう。しかもそっちの方がきっと旨いぞ! 心の底で憤慨するわたしを後目にラーメン談義に花が咲く若者達。その時5人目の女性がキムチラーメンを所望した。お、見込みがあるかも知れないぞ……しかし一瞬でも期待したわたしが愚かだった。彼女は「あっさり」スープを選んだのだ。店員も店員だ。客が天一の初心者であることは一目瞭然なのだ。余計なことを聞かずに、黙って「こってり」を何故出さぬか

『どーんとスタミナ自慢のスープ』
と威勢がいいくせになんだ。もっと自慢しろ! 事情を知らないがために損をしてしまった哀れな観光客と気の利かない店員のおかげでケチのついた天一訪問だったが、やはり「こってり」はいい。コシもなければやる気もないチンタラした麺も「こってり」スープとは抜群の相性だ。何よりも翌朝胃に残る、このもたれるような感覚。これぞ「こってり」の本領発揮だ。ところでわたしと入れ代わりにカウンターに座ったオヤジ二人よ、今なんと言った。「あっさり2つ」だ? 帰れーーーーーっっ。

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1998.05.23

『新宇宙大作戦 カーク艦長の帰還』

昨日発売されたハヤカワ文庫SFの新刊、『新宇宙大作戦 カーク艦長の帰還』は既に皆さん購入されてお手元に持っていることだろう。わたしもご多聞に漏れず上巻を読了したところだ。毎度のことながら、固有名詞の和訳にあたって日本語吹き替え版を尊重するつもりはないようだ。どうも違う訳語をあてなければならないという使命感に燃えている節がある。おそらく「より劇中の発音に忠実に」訳しているの……ド・ク=ターグ? ウォーフが謎の襲撃者に対し、腰から抜いて構えたのはクリンゴン・イボイノシシか? しかもその襲撃者が投げて寄越したのは、ちょっと待て、バッ=テル? 名誉ある戦士は酢でよく〆た鯖の棒寿司でどつき合うのか? 過去にもガガという例があったが、確かにクリンゴン語をカタカナにするのは難しい。難しいが、今まで番組中に出てきたこともないものならともかく何度も出てきた単語の上、挿絵にも正確に描いているということはどんなものかわかっているのだから、発音も“ちょっと調べる気があればわかる”のではないだろうか。プロの手抜き仕事には感心しない。あのカークにしても、ルールを勝手に変えたり口からでまかせを言ったりはしょっちゅうだが、手抜きはしなかった。プロだからだ(なんのプロだ)。今度はなんだって、ドクター・ベイシア ……そんな無理して変えなくても。

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1998.05.21

『宇宙大作戦』完全版発売日

今日はデジタル・リマスター完全吹替版『宇宙大作戦』のビデオ発売日だった。先日

「予約特典! 直輸入バナー先着プレゼント(数に限りがあります)」
に躍らされて予約してしまったわたしは、早速回収すべく現場に急行した。日本橋ディスクピア5Fでは、特設コーナーができており、『Mr. BEAN』と背中合わせのスペースに堂々とST関連ビデオの全てが飾られていた。モニターではチャペルやコービー博士が何やらしゃべっている。「コンピューター人間」だ。画面左上に表示されている“SAMPLE”の文字が、デモ版であることを示しているようだ。そのモニタの横に飾られた一際目を惹くポップが、弾むような字でこう訴えかけてきた。
「6本全てお買い上げの方に直輸入バナープレゼント」
……なに。余ってるのか? 不審な気持ちでカウンターへ回り、予約票を差し出す。そこには関西地区にあふれるSTファンが競って取り置きを頼んだ6巻組が堆く積まれて……いないのだ。いないばかりか、わたしの頼んだ6本だけだ。なんたる始末! 一体これはどーゆーことかね! どうやら躍らされたのは若干1名に過ぎなかったようだ。STの夜明けはまだまだ遠い。

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1998.05.16

天下一品元町店であっさり

天下一品元町店の壁には

「3月23日から、あっさりスープが変わる!」
と大書された手書きの貼り紙が貼られている。先月から気になっていたこの貼り紙が忘れられず、とうとう試してみることにした。「あっさり」を頼むなど十数年ぶり2回目だ。弱小公立高校が甲子園に出場するようなものか。注文する声も震えようと言うものである。目の前に現れた「あっさり」は、表面に油が浮いて、見た目であっさりさをスポイルしている。スープを掬ったレンゲを口に運ぶ。……? もう一口。……これ、鳥ガラスープを醤油で整えただけ? しかもこの舌を刺す刺激は胡椒の入れ過ぎか? 天一の麺と相性が悪いのか、麺とスープの味がそれぞれバラバラに感じられる。並を頼んで正解だった。大では食べるのを放棄してしまいそうだ。試しに辛し味噌を局地的に投入してみる。うーん、辛し味噌の味しかしない。同化力が強すぎてなんでもこの味になってしまうようだ。残りのノーマル「あっさり」スープを最後まで飲み干すが苦痛だ。満腹感はともかく、肝心の満足感が湧き上がらない。税込609 円を損したような気分だ。「こってり」に慣れた身体に「あっさり」は毒である。まるで天一ワールドとは相容れない、違う世界の食べ物のようだ。特に指定しない限り「こってり」を客に出すという天一の姿勢は正しいサービスであろう。それにしても恐ろしいスープだった。何かを食べてこれほど落胆するのは記憶にも例がない。あの「あっさり」スープはどこがどう変わったというのだろう。いや、貼り紙には「3/23から変わる」と書かれていた。未来形ということは、実はまだ変わってなかったのか? 変わるのは来年の3月なのか? 私見だが変えるなどとぬるいことを言わず、廃止した方がいいと思う。「あっさり」は中華そばの水準から見ても並か並以下でしかない。え? 自分で「並」を注文したからだろう? い、いやそんな「並」は頼んでいないのだが....でもまさかそういう「並」だったのか?

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1998.05.14

『宇宙大作戦』完全版

宇宙大作戦』と聞いて心踊らない人はいないだろう。いや、まあ、いるかも知れないが、ここは一つわたしの顔を立てて心躍らせていただけると幸いだ。その『宇宙大作戦』がデジタル・リマスターによるビデオになって蘇ることはもちろん皆さん先刻ご承知のことだろう。ま、まあ、ご存じない向きもいるかも知れないが、この場はにこやかに大きく肯いていただきたい。5月21日に6巻まとめて12話分が出るのだが、既に発売済のLD-BOX仕様とどこが違うのかは言うまでもな……えーとその、念のために言うなら、TV放映時にカットされた、あるいは元々は当時アテレコしたもののフィルムが各放送局を転々とする間に局がCFを優先してフィルムを切り取り捨ててしまった(!)ため永久に失われた日本語吹き替え音声を、可能な限り当時の声優を起用することで新録した、言わば本邦初の“完全吹き替え版”なのである。これはファンであるあなたやわたしとしては買わずにはいられない必須アイテムと言って過言ではないだろう。そ、それはまあ、あなたについては過言だったかも知れないが、とにかくわたしは買おうと思っている。ただし、発売日に現物を見てからおもむろに、と考えていた。しかし、である。日本橋ディスクピアでは予約特典として、80cm×200cmはあろうかというST30周年記念バナー広告(輸入モノ)を数量限定先着順でプレゼントしてくれるというではないか。思わず予約してしまった。全くすっかり躍らされているこのわたしだ。もっとも、その踊り心地は決して悪いものではないことは、容易に想像していただけよう。いや、その、想像していただけないかも知れないが、それはその、えーと。

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1998.05.12

セルフ給油

解禁となったガソリンスタンドのセルフ給油を試す機会が訪れた。一宮ICから北へ少し上がった大盛石油(仮名)経営の小奇麗なスタンドだ。
2サイクルオイルが欲しくて立ち寄ったのだが、折角なので試してみることにする。
愛機RZRで給油器の横に乗り付けタンクキャップを開ける。
給油器には4本ホースとそれぞれ色違いのノズルが所定の位置にセットされていた。レギュラー、ハイオク、軽油、灯油である。早速レギュラーのノズルを手にすると注ぎ口にあてがい、トリガーを引いた。
出てこない。
それはそうだ。まず何を給油するのか指定せねばならないのだ。
給油器の右手側にコントロールパネルがあった。液晶画面に示された条件を指でタッチして選ぶのが一番最初にすべきことだったのだ。油の種類を選び、次に給油量を選ぶ。
量は10リットルから5リットルきざみで選べるが、今のRZRには10リットルも入らない。溢れてしまうのはマズイのでは、と思ったが、そんな少量しか入れられないシケた客のために満タンモードが用意されていた。このモードならトリガーを引いた分だけ適当に給油できる。
準備を済ませ再度トリガーを引いてみると、おお、琥珀に澄んだ液体がじゃんじゃか気前よくノズルから放出されていくではないか。今までみたGSのにーちゃんの手つきを思い出して真似しつつ、あっさりと給油は終わった。これでリッター81円か。店員に給油してもらうより12~3円は安いぞ。バイクは窓を拭いて貰えるでも灰皿を綺麗にして貰えるでも無し、セルフ給油で必要十分だ。
すっかりセルフファンになったわたしだが、この店のキャッシャーを預かる店員さんはまだ慣れていないらしく異様に手際が悪かった。今後大盛石油(仮名)を利用される皆さんはぜひ気をつけていただきたい。
2サイクルオイルを買う諸君に警告しておこう。オイル缶には付属品として必需の「注ぎ口パイプ」が付いてくる筈だが、この店にはないぞ(笑)。自分で用意して携行しよう。
何事にもとことんセルフにこだわった店と言えるだろう。

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1998.05.09

東尋坊とは坊主の名

東尋坊は名所である。
東尋坊がどこかご存じない方のために簡単に申し添えるなら、福井県は越前岬にある奇勝のひとつで、その昔起きた火山活動で地中にできたマグマたまりが冷えたものが、波による侵食を永年受けた結果地表に現れ、岩が縦に割れたような厳しい光景を見せているものだ。
今では押しも押されぬ観光地であるばかりか、ちょっと飛び込んで見よう思いついたりする人も後を絶たないようである。東尋坊前には東尋坊タワーがそびえ、1、2階が無料解放されているものの、それより上に登るには300円を支払わなければならない(1998年5月現在)
ちなみに東尋坊の名の由来は、東尋坊という名の悪僧だそうだ。僧なのに悪、という点で既に“にせウルトラセブン”のような東尋坊だが、余りの悪ぶりに同僚の僧達も愛想を尽かし、ある夜たらふく酒を飲まして酔いつぶすとこの断崖絶壁から突き落として殺してしまったらしい。同僚の僧達も相当の悪に思えるのはわたしだけか。それでも仏門に仕える身なのか。これを恨んだ東尋坊は化けて出てこの断崖に来た者に悪さをしたため、その名がついたという。聞けば聞くほどどっちもどっち、というひどい由来だ。東尋坊の遊歩道にはこの由来が書かれたプレートをはじめとして10箇所の解説ポイントといくつかの句碑がある。天気の良い日は絶好の散策となるだろう。散策に汗をかいたら着の身着のままでダイビングも可。これから夏に向けてお勧めの名所No.1だ。

※東尋坊公式サイトの由来とはちょっと違うようだが、当時の記録によるものなのでご容赦を。

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1998.05.03

いちご狩り

人もすなるいちご狩りなるものをわたいもしてみんとてすなり。神鉄三田線で谷上から約10分。谷あいを走る単線ある無人駅「二郎」下車徒歩5分に、わたしは知らなかったが有名な「二郎いちご」の狩り場があるというのだ。爺婆二人が3つのハウスを切り盛りしているらしい。3歳以上は一人1200円、元を取るほど摘めるものなのかどうかというと、それにはいくつかの条件があるようだ。わたしなりの観察によると「客の数」「現場到着のタイミング」「おばはん度」の三つが重要である。いちご狩りで言う大きな成果とは“ほど良く熟した大きないちごをいかに多く摘んだか”である。多くの人は成果を挙げるために朝一番に行けばよいと思っているが、そんなことは誰もが思い、実行するものだ。一番に行ったあなたは(わたしもだが)人気ラーメン屋もかくやと言わんばかりの列を目にして愕然とすることだろう。まさにこれは「客の数」が多く「タイミングが悪い」最悪の状況だ。ありとあらゆるいちごはイナゴの群れが通った後のように食い尽くされ、なおも小さな青いいちごを殺伐とした雰囲気の中で奪い合うことになる。この波が通り過ぎると客足は一度途切れ、さらに管理の婆さんが未解放だったハウスの一部を次の波に備えて解放するのだ。この時が最も成果を挙げやすい瞬間で、確実に大粒のいちごが山盛り手に入ること受け合いである。さらに付け加えるなら「おばはん度」の高い人ほど目指すいちごがゲットしやすいのはバーゲン会場と同じである。事実おばはんは、ニュートラルゾーンにずかずかと侵入し取り放題であった。管理の婆さんに注意されても

「だって食べてない」
意味不明の答弁を繰り返すのみ。このくらい肝が座っていない客は、いちごとはいえ“狩り”という勇猛な試みは遠慮した方がよいのかも知れない。さて、一通り摘んで帰途に着いたわたしが「いちごの形が揃っていないので、いちご狩りに供するしかないわなあ」と思っていたところ、行きには気付かなかった看板が目に入った。「味は一番 二郎いちご」……なるほど、形についての意見を封じるよう、先回りして看板を。やるな、二郎いちご

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