ＡＮＣＨＯＲ

プロフィールっちうことになるとまたあれですな、一種の自己紹介ちうようなことを指して言うてるんでしょうな。つまりこのわたいの人となりを、赤裸々に表現せえと。わざわざこのファイルを呼び出して、開いていただいてます皆様のなかには、今、まさにこの瞬間にも着々と課金が落ちていく方もいたはりますでしょう。そして全員の方々に、刻一刻と目減りして参ります人生の貴重な残り時間をお使いいただきながら読んでいただいてますわけで、こらもうわたいといたしましても、気ィ入れて紹介せんことには申し訳が立たん、そういう思いで胸が一杯になりながら、こうしてお話しさせていただいてますねけど、どうですやろ、わたいのそういった気持ちちうか、あるいは思い入れちうか、はたまたプロフィールに賭ける意気込みちうあたりを、感じてもろてますやろか。そうですか、そらありがたいことで、感謝しますで。いや、実際の話、そんなん感じられへんで、言われたらどないしょうか思てましてん。十分感じられるでぇ、ちうお言葉が、胸に沁み入るばかりか、五臓六腑に沁み渡りますわ。沁み入るといえばなんですな、関東はミンミンゼミが多いですな。関西にいてる頃は、ちょっと高原ちうか小高い丘ちうか、涼しいところに行かな耳にすることもなかった蝉ですが、関東ちう土地は至るところでミンミンミンミン。アブラゼミやニイニイゼミの立場がおませんな。関西で幅をきかせてますクマゼミの「死ね死ね死ね死ね」言う腹立たしい鳴き声も、こっちではいっこも聞きませんわ。ヒグラシのカナカナ声も聞きませんし、なんやわずか東西に数百キロ離れた程度で、えらい違いがあるもんですなあ。まあ、そんなこんなでちょうどお時間となりました。ほな、どうぞよろしゅうお頼もうしますう。

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